【なぜ厳島神社に行くと人生が変わる?】スピリチュアルなパワーの秘密とは

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広島県の宮島に鎮座する厳島神社は、ただ美しい世界遺産というだけでなく、「人生が変わる」ほどの力を持つパワースポットとして知られています。

「何かを変えたい」「人生の転機かもしれない」と感じている方の多くはなぜこの場所に強く惹かれるのでしょうか。

この記事では、そもそも厳島神社とはどのような場所なのか、そして「人生が変わる」とは具体的にどういうことなのかを、その根源から掘り下げて解説します。

祀(まつ)られている祭神の多彩なご利益と、その背景にある神話の意味、科学では解明できないスピリチュアルなパワーの正体についても詳しく説明し、古くから語り継がれる厳島神社の七不思議にも触れていきます。

さらに、神様とのご縁を深めるための正しい参拝方法から、境内に点在する見どころとパワースポットの巡り方、持ち帰りたいおすすめの授与品、そして迷わないためのアクセス方法まで、あなたの参拝が単なる観光で終わらない、より深く、意義のある体験となるための情報を網羅的にお届けします。

本記事の内容

  • 厳島神社が「人生を変える」と言われる理由
  • 祀られている神様のご利益と神社の歴史
  • 正しい参拝方法と境内の見どころ
  • アクセス情報やおすすめの授与品
目次

なぜ厳島神社は人生が変わると言われるのか?

厳島神社 人生が変わる

厳島神社とは

厳島神社 人生が変わる

厳島神社は、広島県廿日市(はつかいち)市に属する宮島(正式名称:厳島)に位置する、非常に長い歴史を誇る神社。その創建は推古天皇元年(593年)と伝えられる古社であり、古代から続く自然信仰の中心地でした。

平安時代後期、武将である平清盛が安芸守に就任して以降、当社を篤(あつ)く信仰したことで、その名は全国に知れ渡ることになります。

清盛は、当時発展しつつあった武士階級の棟梁(とうりょう)として、瀬戸内海の制海権を掌握し、日宋貿易の拠点とする壮大な構想を持っていました。

その構想を実現するための航海の安全、そして一族の繁栄を祈願する守護神として厳島神社を重視し、莫大な私財を投じて現在我々が目にする荘厳な海上社殿の基礎を築き上げたのです。

古来より、宮島は「神を斎(いつ)き祀る島」という名の通り、島全体が神聖な御神体として崇められてきました。

これは日本でも非常に珍しい信仰の形で、島内では人の生死に関わる出産や埋葬を避け、農耕すら行わないという風習が現代まで残るほど、神聖さが保たれてきた特別な聖地。

この「神の島」を人の手で傷つけることを畏れ、土地を削ることなく神社を建立する方法として選ばれたのが、潮の満ち引きがある海上に社殿を造営するという、他に類を見ない独創的な発想でした。

海に浮かぶかのような朱塗りの社殿と大鳥居が、背後の弥山の緑と眼前の海の青に映える荘厳な景観は、世界的に見ても稀有な文化的資産として高く評価され、1996年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されました。

厳島神社で「人生が変わる」とは?

厳島神社 人生が変わる

厳島神社への参拝が「人生を変える」という言葉は、特定の奇跡や魔法のような超自然的な出来事を指すわけではありません。

これは参拝という行為を通じて訪れる深い心境の変化や、そこで得られる新たな気づきが、結果的に自らの行動を良い方向へと変え、人生の転換点を迎えるきっかけになるということを意味しています。

多くの参拝者は、神聖な神社の雰囲気と、風光明媚な瀬戸内海の景観に触れることで、日常の悩みやストレスから解放され、心身が洗い清められるような感覚を覚えます。

例えば、仕事のプレッシャーや複雑な人間関係といった日々のしがらみが、潮の満ち引きという雄大な自然のリズムの中に身を置くことで、相対的に小さなものに感じられるようになります。

日々の喧騒の中で見失っていた、自分自身の本来の願いや進むべき道に気づくための「内省の時間」を与えてくれるのです。

このように心がリセットされた状態になることで、物事を前向きに捉えることができるようになったり、新しい目標や挑戦への意欲が自然と湧き上がったりします。

今まで「こうあるべきだ」という固定観念に縛られていた思考が解き放たれ、より柔軟な視点で物事を判断できるようになるのです。

つまり、神社が直接的に人生を操作するのではなく、自分自身の内面が変容するきっかけを与えてくれる場所、と考えるのが最も適切でしょう。

ただし、参拝するだけで自動的に何かが変わるわけではなく、そこで得た気づきや清らかな気持ちを、日常に戻ってからの具体的な行動に移していく主体性が不可欠であることも忘れてはなりません。

祭神のご利益と意味

厳島神社 人生が変わる

厳島神社には、日本神話において最高神である天照大御神と、その弟である素盞鳴尊の誓約(うけい)の際に生まれた、三柱の女神様「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」が祀られています。

この神聖な出自を持つ女神様方は、古くから人々を導く強い力を持つと信じられてきました。

祀られている主な神様

  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
  • 田心姫命(たごりひめのみこと)
  • 湍津姫命(たぎつひめのみこと)

これらの女神様は、古くから海上交通や航海の安全を守る神として深く信仰されてきました。しかし、ご利益はそれだけにとどまりません。

三女神は別名を「道主貴(みちぬしのむち)」とも呼ばれ、海路だけでなく、人生におけるあらゆる「道」を照らし、人々を正しい方向へと導く神様とされています。これが、人生の岐路に立った人々がこの地を訪れ、導きを求める大きな理由の一つ。

さらに、御祭神の中心である市杵島姫命は、やがて神仏習合の思想の中で、仏教における七福神の一柱であり、財福や技芸を司る弁財天と同一の存在と見なされるようになりました。

これは、弁財天がインドの聖なる河の女神「サラスヴァティー」に起源を持つことから、「水の神」という共通点で結びついたと考えられています。

この習合により、古来の航海安全のご利益に加えて、金運や財運上昇、商売繁盛といった経済的なご利益、さらには音楽や学問、芸術分野での才能開花まで、非常に幅広いお願い事を聞き届けてくださる神様として、時代と共に信仰の幅を広げてきたのです。

スピリチュアルなパワー

厳島神社 人生が変わる

厳島神社が強力なパワースポットとして語られる大きな理由の一つに、風水の観点から見て、大地のエネルギーが集中する特別な場所「龍穴(りゅうけつ)」に位置しているという説があります。

龍穴とは、大地の気が龍のように駆け巡るルートの終着点であり、そのエネルギーが凝縮され噴出する場所とされます。いわば地球の生命エネルギーが湧き出す泉のような聖地。

このような場所に身を置くことは、清らかなエネルギーで心身を洗い流す「気のお清め」にも繋がり、運気が大きく向上すると考えられています。

また、前述の通り、この強力なエネルギーは、宮島の地理的条件がもたらす完璧な調和から生まれています。神社の背後にそびえる霊峰・弥山(みせん)は、古くから修験道の聖地として厳しい修行の場でした。

その荒々しくも雄大な姿は、天に向かって上昇する力強い「陽」すなわち男性的なエネルギーを放出しています。

一方で、眼前に広がる瀬戸内海は、満ち引きを繰り返しながら全てを穏やかに受け入れる、優しく広大な「陰」すなわち女性的なエネルギーに満ちています。

厳島神社は、この性質が全く異なる二つの強大な自然エネルギーが、真正面から出会い、そして完璧に融合する絶妙な地点に鎮座しているのです。

力強い山の気と、穏やかな海の気が交わることで、そこには非常に安定した、調和の取れたエネルギーフィールドが形成されます。

この陰陽が調和した聖なる気に包まれることで、訪れる人の心身のバランスも自然と整えられ、内面の乱れが静まり、本来の自分を取り戻すことができるのです。

厳島神社の七不思議

宮島の神秘性をさらに高めているのが、科学では説明がつかない「七不思議」と呼ばれる数々の伝承。これらは、この島が古くから神々の領域として、人々から畏敬の念を抱かれてきたことの証でもあります。

特に弥山にまつわる伝説が多く、訪れる人々の好奇心をかき立てます。

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七不思議の名称場所概要と伝承
消えずの霊火弥山山頂・霊火堂弘法大師が修行の際に灯した火が、1200年以上経った今も燃え続けているとされます。この火は広島平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなりました。
干満岩弥山標高約500mの山中にあるにもかかわらず、岩のくぼみに溜まる水が、不思議と潮の満ち引きに合わせて増減すると言われています。しかも水には塩分が含まれているとされます。
錫杖の梅弥山本堂横弘法大師が立てかけた錫杖(しゃくじょう)が根付き、梅の木になったという伝説があります。島に不吉なことがあるとその年は花が咲かないとも伝えられています。
拍子木の音弥山深夜、誰もいないはずの山中から拍子木の音が聞こえてくると言われ、弥山に棲む天狗の仕業だと語り継がれています。
鏡の池厳島神社周辺の砂浜干潮の時にだけ姿を現す真水の湧く池です。決して干上がることがないとされ、厳島八景の一つにも数えられるパワースポットです。
しぐれ桜(現存せず)晴天の日でも、この桜の木の下だけは時雨(しぐれ)のように露が落ちて濡れていたという不思議な桜です。残念ながら現在は伐採され、見ることはできません。
龍燈の杉(現存せず)旧正月の夜に宮島周辺の海上に現れる無数の謎の灯り「龍燈」が、最もよく見えたとされる弥山頂上の大杉です。こちらも現在は枯れてしまっています。

これらの不思議な現象や伝承は、厳島神社が単なる美しい建造物ではなく、自然そのものと一体となった生きた信仰の場であることを物語っています。

厳島神社で人生が変わる参拝ガイド

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ご利益を高める参拝方法

三峯神社 人を選ぶ

神聖な場所である厳島神社では、心を込めて作法に則って参拝することが、ご利益をいただく上でとても大切になります。それぞれの作法に込められた意味を理解することで、神様とのご縁はより一層深まるでしょう。

まず、神域の入り口である大鳥居や陸の鳥居をくぐる際には、一度立ち止まって丁寧に一礼します。これは神様の領域へ「お邪魔します」という敬意の表明であり、俗世から神聖な世界へ意識を切り替えるための大切な準備。

参道を進むと手水舎(てみずしゃ)があります。これは単なる手洗い場ではなく、神様の前に進むにあたり、身についた穢れを祓い清めるための重要な儀式。

作法に則って手と口を清め、心身を浄化しましょう。この行為は、物理的な汚れだけでなく、心の中の雑念を洗い流す意味も持っています。

昇殿受付を済ませて回廊を進み、御本社に到着したら、賽銭を静かに入れ、神様への感謝の気持ちを伝えます。願い事をする前に、まず「今日まで無事にお導きいただき、ありがとうございます」と、日頃のご加護への感謝を捧げることが何よりも大切。

感謝の心は神様との波長を合わせ、願いが届きやすくなると言われます。参拝の基本作法は「二拝二拍手一拝」(2回深くお辞儀をし、2回手を打ち、最後にもう1回深くお辞儀をする)。

また、島全体が神域ですので、境内や周辺で大声を出したり、ゴミを放置したりする行為は厳に慎んでください。静かで謙虚な気持ちで、自然と一体となるような感覚で参拝することが、神様とのご縁を深める鍵となります。

見どころとパワースポット

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広大な境内には、御本社以外にも強いエネルギーを感じられる場所や、歴史的に貴重な建造物が数多く点在しています。それぞれの場所に込められた意味や歴史を知ることで、参拝はより深く、意義のあるものになるでしょう。

ここでは、必ず訪れたい見どころと、特定の願い事にご利益のあるパワースポットをまとめました。

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場所・建造物特徴と見どころスピリチュアルな意味・ご利益
大鳥居高さ約16m、自らの重みだけで立つ木造鳥居。干潮時には根元まで歩いて行ける。潮の満ち引きで全く異なる景観を見せる神社の象徴。神域と俗世を分ける神聖な門。くぐることで心身が清められるとされる。開運招福、浄化。
高舞台平清盛が舞楽を伝えたとされる国宝の舞台。重要な神事で舞楽が奉納される、雅な平安文化を今に伝える場所。日本三舞台の一つ。神様と人々が交流する神聖な中心地。芸事上達、心願成就。
反橋(そりばし)天皇からの使者(勅使)のみが渡ることを許された橋。普段は渡れないが、その急勾配の美しい曲線は神社の格式の高さを物語る。天界と地上を結ぶ架け橋の象徴。一般人は渡れないこと自体が、その神聖さを示している。
客神社(まろうどじんじゃ)参拝者が最初に訪れる、摂社の中で最も格式が高い社。五柱の男神を祀る。全ての祭事はここから始まる、非常に重要な場所。参拝者を祓い清め、本殿の神様へ取り次ぐ役割を持つとされる。強力な浄化、心願成就への導き。
鏡の池干潮時にのみ現れる真水の池。七不思議の一つで、決して干上がることがないと言われる。水面に空が映る様が美しい。強力な浄化のパワースポット。穢れを洗い流し、本来の自分を取り戻す助けとなる。
大国神社縁結びの神様として有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る社。恋愛成就、夫婦円満、仕事や友人関係などあらゆる人間関係の良縁を結ぶ。
天神社学問の神様、菅原道真公を祀る。朱塗りではなく、落ち着いた素木造りの社殿が特徴。合格祈願、学業成就、知恵授け。静かな環境で集中して祈りを捧げることができる。

おすすめの授与品

厳島神社 人生が変わる

参拝を終えた後は、授与所で神様のご神徳が込められたお守りや縁起物をいただくことができます。これらは単なる記念品ではなく、神様の力が宿る「分霊」とも言える大切な品。

ご自身の願いや目的に合ったものを選び、大切にすることで、日々の生活の中でも神様のご加護を感じ、参拝で得た清らかな気持ちを保ち続ける助けとなるでしょう。

定番から特別なものまで、目的別お守りガイド

厳島神社には多種多様な授与品がありますが、特に代表的なものをいくつかご紹介します。

  • 交通安全守:宗像三女神が海の神様であることから、特に航海の安全にご利益が篤いとされていますが、現代では陸路・空路を含むあらゆる交通の安全を守ってくださいます。

    水難除けの意味合いも強く、旅行や出張が多い方には特におすすめ。大鳥居をあしらったデザインも厳島神社ならでは。

  • 縁結び守:祀られているのが女神様であることから、女性的な優しさを持って良縁を結んでくださると言われます。恋愛だけでなく、仕事や友人関係など、人生を豊かにするあらゆる人間関係の円満にご利益があります。

    境内の大国神社(縁結びの神様、大国主命を祀る)と合わせてお参りすると、さらに効果が高まるとも言われています。

  • 開運守・勝守:平清盛をはじめ、毛利元就や豊臣秀吉など、歴史に名を残す権力者たちが戦勝や立身出世を祈願した歴史から、勝負運や仕事運を高める力が強いとされています。

    大事な商談や試験、スポーツの試合などを控えている方が、力強い後押しをいただくために受けられます。

厳島神社ならではの特別な授与品

他ではなかなか見られない、厳島神社や宮島ならではの特別な授与品も見逃せません。

  • 御神衣守(ごしんいまもり):これは一年で最も特別な授与品の一つ。元旦の「神衣献上式」で、一年間神様にお供えされていた御神衣(神様の着る服)の布地を小さく裁断し、お守りに入れたもの。

    一年分の神様の御神徳が凝縮されているとされ、特に健康長寿や病気平癒に絶大なご利益があると言われ、毎年これを求めて遠方から訪れる方も少なくありません。

  • しゃもじ:宮島が木製しゃもじの発祥の地であることは有名ですが、これが縁起物となったのには面白い由来があります。

    しゃもじでご飯を「めしとる」が、敵を「召し捕る」に転じ、日清・日露戦争の際には、兵士たちが「敵を召し捕る」という験担ぎで戦地に持参したことから、必勝祈願の縁起物として全国に広まりました。

    現在では「幸せをめしとる」として、家庭円満や商売繁盛の縁起物としても大変人気があります。

  • 御砂守(おすなまもり):古来、宮島から旅に出る人々は、道中の安全を祈願して厳島神社の御神域の砂を持ち歩くという風習がありました。この伝統に基づいたのが御砂守。

    旅行や転勤、留学など、故郷を離れて新しい一歩を踏み出す際に持つと、災難から身を守ってくれるとされています。

これらの授与品は、神様とのご縁の証。一年を目安に、感謝の気持ちを込めて神社にお返しし、また新しいものをいただくのが丁寧な習わしとされています。

参拝を終えた後は、授与所で神様のご神徳が込められたお守りや縁起物をいただくことができます。ご自身の願いや目的に合ったものを選び、大切にすることで、日々の生活の中でも神様のご加護を感じられるでしょう。

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授与品の種類ご利益・特徴
交通安全守宗像三女神のご利益。海上・陸上の安全、水難除け。神社の代表的な授与品。
縁結び守恋愛成就、人間関係の円満。女神様ならではの優しいご利益。
開運守平清盛や豊臣秀吉の故事にちなむ。勝負運、出世運の向上。
御神衣守神様が1年間お召しになった御衣が入った特別なお守り。健康長寿、病気平癒。
しゃもじ宮島発祥の縁起物。「敵を召し取る」「幸せをめしとる」などの意味を持つ。
御砂守旅行安全。古くからの習わしに基づくお守り。

変化を起こすための信仰とエネルギー活用術

厳島神社 人生が変わる

厳島神社の神聖なエネルギーを、自らの人生を好転させる力として活かすためには、いくつかの心がけがあります。ただ景色を見て回る観光として訪れるだけでなく、意識的に神社のエネルギーと繋がり、自身の内面と対話する姿勢が大切です。

例えば、転職、結婚、独立といった人生の大きな転換期や、何か新しいことを始めようと決意したタイミングで訪れると、神社のエネルギーが迷いを払い、進むべき道への力強い後押しとなることがあります。

心が定まらない時期に訪れることで、頭の中が整理され、本当に望む方向性が見えてくるかもしれません。

季節としては、生命力に満ちた桜が咲き誇る春や、空気が澄み渡り内省に適した紅葉の秋に訪れると、自然界のエネルギーと神社の神聖な気が調和し、より高い浄化効果やインスピレーションを得やすいと言われています。

春は「始まり」、秋は「実り」の象徴でもあり、自身の状況に合わせて訪れる季節を選ぶのも良いでしょう。

参拝中は、せわしなく名所を巡るのではなく、意識的に足を止めて心を静かにする時間を持つのがお勧め。例えば、回廊のベンチに座って潮の満ち引きを眺めたり、御本社前で静かに深呼吸をしたりするだけでも、心は落ち着きを取り戻します。

その静けさの中で、自分自身の内なる声に耳を傾け、「自分は何を望んでいるのか」「これからどうありたいのか」と問いかけてみましょう。それは、神様との対話であると同時に、自分自身との対話でもあるのです。

願い事をする際も、「〜してください」という一方的な要求ではなく、「〜という目標に向かって努力しますので、どうかお導きください」といった、自身の決意表明と神様への敬意を込めた祈り方が、よりエネルギーの活用に繋がると考えられます。

厳島神社へのアクセス方法

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厳島神社は宮島にありますので、本土からフェリーを利用して島へ渡る必要があります。事前の計画で、当日の移動をスムーズにしましょう。

公共交通機関でのアクセス

最寄りのフェリー乗り場は「宮島口桟橋」。JR山陽本線を利用する場合は「宮島口駅」で、広島電鉄を利用する場合は「広電宮島口駅」で下車してください。

どちらの駅からもフェリー乗り場までは徒歩数分で到着。フェリーに乗船すれば、約10分で宮島に到着します。

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フェリー会社特徴
JR西日本宮島フェリー9:10から16:10の間に出航する便は、大鳥居に最も接近する「大鳥居便」となり、海上から鳥居を間近に眺めることができる
宮島松大汽船弥山ロープウェイとのセット割引乗車券や、各種企画乗車券を販売していることがあるため、観光プランに合わせて選ぶとお得

自動車でのアクセス

山陽自動車道の「廿日市IC」または「大野IC」から宮島口方面へ約15分。ただし、厳島神社および宮島島内には参拝者用の駐車場は基本的にありません。

そのため、車は宮島口周辺の有料駐車場に停めてからフェリーに乗船するのが一般的。特に週末や連休の午前中は駐車場が大変混雑し、満車になることも多いため、早朝に到着するか、公共交通機関の利用を強く推奨します。

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