パワースポットとしても有名な御岩(おいわ)神社、なぜこの神社が数あるパワースポットの中でも「日本最強クラス」とまで言われるのか、その具体的な理由や、訪れることで得られる体験について、深く知りたいと思っていませんか?
単に有名なだけでなく、御岩神社の魅力やその深遠な歴史、そして神秘的な光の柱の伝説の真相にも迫りたいですよね。この記事は、そんなあなたの知的好奇心と探求心に完全に応えるためのガイド。
境内に点在する神聖なパワースポットの詳しい紹介はもちろん、御岩神社へ呼ばれるとはどういうことか、神様に失礼のない参拝時の作法、ここでしか手に入らない人気のお守りやブレスレットの購入方法、そして迷うことのない詳細なアクセス方法まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
御岩神社訪問の際の参考にしていただければ幸いです。
本記事の内容
- 御岩神社が最強のパワースポットと呼ばれる背景
- 境内全域で絶対に訪れるべき神聖な場所とそのご利益
- 初めてでも安心、参拝前に知っておきたい作法・ルール
- 旅の計画に役立つアクセス方法とおすすめの周辺観光プラン
御岩神社が最強のパワースポットたる理由

御岩神社の魅力

御岩神社の比類なき魅力は、一つの神域にいながらして、日本全国のほぼすべての神様にお参りができると言われるほどの圧倒的なスケールにあります。
その根拠となっているのが、御岩山全体で祀られている神仏の数。神道の神様が107柱、仏教の仏様が81柱、合わせて実に188柱もの神仏が一堂に会する場所は、全国的に見ても極めて稀。
主祭神である国之常立神(くにとこたちのかみ)や大国主命(おおくにぬしのみこと)をはじめ、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)など、日本の神話の中心となる神々が鎮座されています。
さらに、境内では仏像も大切に祀られており、古代からの自然崇拝を基盤とした「神仏習合」の歴史が、今なお色濃く息づいています。
この多様な信仰をすべて受け入れてきた懐の深さと、そこに集まる膨大な神々のエネルギーこそが、訪れる人々に心身の浄化から縁結び、商売繁盛まで、多岐にわたるご利益を授けると言われる所以なのです。
歴史と信仰が生む圧倒的パワー

御岩神社の計り知れないパワーは、一朝一夕に生まれたものではなく、悠久の時の流れの中で育まれてきました。
この地の信仰の起源は驚くほど古く、境内からは縄文時代晩期の祭祀に使われたとされる土器などが発見されています。これは、文字が生まれる遥か以前から、人々がこの山を神聖な場所として祈りを捧げていた動かぬ証拠。
さらに時代は進み、721年に編纂された日本最古の地方誌の一つ『常陸国風土記』には、「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」という一節が記されています。太古の昔から、人々がこの地を神々が棲まう特別な聖地として崇敬していたことが明確にわかります。
中世には修験道の霊場として栄え、江戸時代には水戸藩の強力な庇護を受け、藩主の祈願所という極めて重要な役割を担いました。特に水戸藩二代藩主・徳川光圀公(水戸黄門)の信仰は篤く、歴史書『大日本史』の編纂を始めるにあたり、この地で祈願の儀式を行ったと伝えられています。
その際に詠んだ「国の中にはびこる草根刈りたちて 君が千代田に返し奉らん」という和歌からは、国を憂う強い思いが伝わってきます。
このように、古代から現代に至るまで、人々の真摯な祈りが絶えることなく積み重ねられてきたこと。この歴史の重みこそが、御岩神社のエネルギーを他に類を見ないほど強大なものにしているのです。
御岩神社の光の柱とは

御岩神社が「最強」と称される現代的なきっかけとなったのが、「宇宙から光の柱が見えた」という神秘的な伝説。
この話は、1971年に月面着陸を果たしたアポロ14号の宇宙飛行士、故エドガー・ミッチェル氏の体験談として語り継がれています。彼が宇宙空間から地球を眺めていた際、日本列島のある一点から、ひときわ強く輝く光の柱が立ち上っているのを目撃したと言われています。
その神秘的な光景に心惹かれた彼が、帰還後にその場所の座標を精密に計算したところ、指し示されたのがまさしく御岩神社の位置だった、というのです。
さらに、日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋氏も、1994年のスペースシャトル搭乗時に同様の光を見た、という話も広く知られています。これらの話は科学的に証明された事実ではありませんが、偶然のエピソードとして片付けるにはあまりにも神秘的。
この伝説は、御岩神社が単なる地上の聖地にとどまらず、宇宙にまで達するほどの強大なエネルギーを発する、地球規模の特別な場所であることを象徴する物語として、多くの人々の心を強く捉えています。

スピリチュアルなエネルギー

御岩神社の持つ独特のスピリチュアルなエネルギーは、信仰の歴史だけでなく、その足元にある地球科学的な特異性にも由来すると考えられています。
驚くべきことに、御岩山一帯は、約5億年以上前とされる「カンブリア紀」の地層が隆起して形成されています。これは日本列島で見つかっている地層の中でも最古級のものであり、私たちはまさに、生命が爆発的に進化した時代の太古の大地の上に立って祈りを捧げていることになるのです。
この地球の原初的な記憶をとどめる大地そのものが、強力なエネルギーの源泉となっているのかもしれません。
また、一部の専門家や感受性の強い人々の間では、この地が地磁気のN極とS極が互いに打ち消しあう「ゼロ磁場」と呼ばれる特殊なエネルギー空間を形成している、という説も語られています。
長野県の分杭峠(ぶんくいとうげ)などが有名ですが、ゼロ磁場は心身の浄化や活性化を促し、直観力を高めると言われます。
御岩神社を訪れた人々が「空気が違う」「体が軽くなった」といった不思議な体験を報告する背景には、このような地質学的な要因も関係している可能性があります。
パワースポットの紹介

広大な御岩神社の境内には、そのエネルギーを特に強く感じられるとされる神聖なスポットが数多く点在しています。参拝の際には、ぜひ時間をかけて巡ってみてください。
楼門(大仁王門)と天井画
参道を進むと現れる荘厳な楼門は、神仏習合の象徴。左右に安置された仁王像の力強さに圧倒されますが、ぜひ見上げて天井を確認してください。
ここには、太陽を象徴する「日天図」と月を象徴する「月天図」が描かれており、宇宙のエネルギーを取り込む入口とされています。
後生車(ごしょうぐるま)
斎神社の近くにある石の車で、これを回すことで過去の罪や穢れが清められ、新たな自分に生まれ変われると信じられています。前に回すと現世での願いが、後ろに回すと来世での願いが叶うと言われ、多くの参拝者が静かに車を回しています。
三本杉(さんぼんすぎ)
楼門をくぐると目に飛び込んでくる、推定樹齢600年を超える御神木。地上約3メートルの高さから三本の幹が均等に天へと伸びる姿は圧巻の一言で、その根元に立つと、大地から天へと突き抜けるような凄まじい生命エネルギーを感じることができます。
林野庁の「森の巨人たち百選」において茨城県で唯一選定されており、かつて天狗が棲んでいたという伝説も残る、神社の絶対的なシンボルです。
斎神社(さいじんじゃ)
御岩神社の拝殿の手前に位置する重要な社です。こちらには、宇宙の始まりの神とされる天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)など、万物の創造を司る神々が祀られています。
天井に描かれた迫力ある龍の絵を見上げながら参拝すると、自らの内なる創造性や潜在能力が呼び覚まされるような感覚を覚えるかもしれません。
かびれ神宮
表参道を20分ほど登った先に現れるのが、奥宮である「かびれ神宮」です。御祭神は日本の最高神である天照大神(あまてらすおおみかみ)などで、苔むした巨大な岩々が神々しい、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
ここは御岩山の中でも特に空気が澄みわたり、世俗の喧騒から完全に切り離された静謐な気に満ちています。
御岩山山頂(賀毗禮之高峯)
かびれ神宮からさらに20〜30分ほど険しい道を進むと、標高530メートルの御岩山山頂に到達します。山頂には、神がこの地に降り立つ際の目印になるとされる「石の柱」が天に向かって屹立しており、宇宙へ光を放つと伝えられています。
ここから太平洋を一望する景色はまさに絶景で、苦労して登ってきた達成感とともに、心身が根源から浄化されるような深い感動を味わうことができるでしょう。
御岩神社パワースポット巡りの完全ガイド

御岩神社に呼ばれるとは

「神社に呼ばれる」という不思議な感覚を耳にしたことはありますか。これは、特定の神社へ参拝すべき最良のタイミングが訪れた際に、高次の存在や自分自身の魂が送ってくるとされるスピリチュアルなサイン。
御岩神社へ呼ばれている時には、日常生活の中にいくつかの特徴的な前兆が現れると言われています。
- 情報が目に飛び込んでくる: テレビ、雑誌、インターネット、SNSなどで、意図せず御岩神社の情報が何度も目に留まる。
- 会話に頻繁に登場する: 友人や同僚との何気ない会話の中で、偶然にも御岩神社の名前や話題が繰り返し出てくる。
- 強い衝動に駆られる: 特に理由はないのに、急に「御岩神社に行かなければならない」「今すぐ行きたい」という、抗いがたい強い衝動を感じる。
- 夢に出てくる: 御岩神社や、その象徴である三本杉、光の柱などの印象的な夢を見る。
これらの現象は、あなた自身の魂が浄化やエネルギーの転換期を迎えており、神々のサポートを必要としているサインかもしれません。あるいは、人生の大きな転機が近づいており、そのための後押しを求めている証とも考えられます。
もしこれらのサインに心当たりがあれば、それは理屈を超えた絶好の参拝機会。ぜひその直感に従ってみてください。
参拝時の作法とルール

御岩神社、特に神域そのものである御岩山を参拝する際は、神様への深い敬意を払い、定められた作法とルールを厳守することが何よりも大切です。
基本的な参拝作法
神域に入る心構えとして、まずは基本的な作法を再確認しましょう。
手順 | 内容 |
1. 鳥居 | くぐる前に立ち止まって軽く一礼します。参道の中央は神様の通り道「正中」とされるため、少し端に寄って歩きます。 |
2. 手水舎 | 柄杓で水を汲み、左手→右手の順に清めます。次に左の掌に水を受け、その水で口をすすぎます。最後に柄杓を立てて柄を洗い流します。 |
3. 拝殿 | お賽銭を静かに入れ、鈴を鳴らして神様にご挨拶します。その後、「二拝二拍手一拝」(二回深くお辞儀をし、二回拍手、最後にもう一度深くお辞儀)の作法で拝礼します。 |
御岩山登拝の服装と持ち物
山頂までの登拝は、片道約1時間、往復で約2時間の本格的な山道。軽装は非常に危険ですので、以下の準備を推奨します。
- 服装: 動きやすく、体温調節が可能な服装(吸湿速乾性のインナー、長袖シャツ、必要に応じて上着)。足元は滑りにくいトレッキングシューズや登山靴が必須。
- 持ち物: 水分補給のための飲み物(500ml以上推奨)、汗拭きタオル、両手が自由になるリュックサック、急な天候変化に備える雨具。
御岩山登拝の厳守事項
安全と神域の環境保全のため、以下のルールは必ず守ってください。ルール違反は他の参拝者の迷惑になるだけでなく、大きな事故につながる可能性もあります。
項目 | 注意事項と理由 |
入山時間 | 午後3時以降の入山は固く禁止されています。山中は陽が陰るのが早く、道に迷ったり滑落したりする危険性が高まるためです。 |
天候 | 雨天時や積雪時、またその直後は入山禁止です。岩場や木の根が非常に滑りやすく、重大な事故につながるためです。 |
飲食 | 神域を清浄に保つため、水分補給以外の食事は一切禁止されています。アメやガムなども含みます。 |
ルート | 必ず定められた参道を歩いてください。近道や脇道に入ると、道に迷うだけでなく、貴重な自然を傷つける原因になります。 |
その他 | 動植物や石の採取は厳禁です。火気の使用、ゴミの投棄も絶対に行わないでください。 |
御岩神社のお守り・授与品購入ガイド

御岩神社での清々しい参拝の後には、神様の力が宿るとされる授与品をいただくことで、そのご神徳を日常的に身近に感じることができます。ここでは、お守りや御朱印、ブレスレットなどの授与品について、詳しくご紹介します。
授与所と受付時間
お守りや御朱印、ブレスレットなどの授与品は、境内入口の鳥居をくぐってすぐ右手にある大きな社務所で受けることができます。
- 受付時間: 午前9時~午後5時
- 支払い方法: 現金のみの対応となるため、あらかじめ準備していくとスムーズです。
- 注意点: 年末年始や祭事の際には時間が変更されることがあります。また、人気のある授与品は午前中に品切れになる可能性もあるため、確実に受けたい場合は早めの時間に参拝することをおすすめします。
人気のお守りとブレスレット
御岩神社には、御神徳が込められた他では見られない独自のお守りが数多くあります。
- 三本杉御守: 御神木である三本杉をかたどった力強いお守り。健康長寿、身体健全、成長といった、生命力を高めるご利益をいただけます。
- 水晶のお守り: 透明な水晶の中に社殿の姿が立体的に彫り込まれた、清浄なエネルギーに満ちたお守りです。強力な浄化作用や、魔除け・厄除けのご利益があるとされています。
- 天然石ブレスレット(腕輪念珠): 水晶や瑪瑙(めのう)など、様々な天然石を組み合わせた美しいブレスレットも大変人気があります。
石の種類によってご利益が異なり、日常的に身につけることで、常に神様との繋がりを感じ、ご加護をいただけるとされています。サイズも複数用意されていることがあります。 - 大日如来御守: 神仏習合の御岩神社ならではの、大日如来様の梵字が刻まれたお守りです。特に未年・申年生まれの方の守り本尊とされています。
御朱印について
御朱印も社務所でいただくことができます。書き置き(あらかじめ紙に書かれたもの)での対応となる場合もあります。
- 種類: 「御岩神社」の御朱印と、奥宮である「かびれ神宮」の御朱印の2種類が用意されています。
- 初穂料: 各500円が目安です。
- 受付時間: 社務所の受付時間に準じますが、対応できる方が限られている場合もあるため、時間に余裕を持ってお願いしましょう。
その他の授与品と神事
- 形代神事(かたしろしんじ): 人の形に切り抜かれた紙「形代」に氏名と年齢を書き、体を撫でて息を三度吹きかけることで、日々の罪や穢れを移す神事です。
納めた形代は、年に二度(6月と12月)の「大祓式」で神職の方々がお祓いし、御岩山の清流に流してくださいます。 - お札・御神矢: 家や会社の神棚にお祀りするための各種お札や、魔除けの御神矢なども授与されています。
分類 | 授与品名 | 初穂料(目安) | 主なご利益・特徴 | 特記事項・注意点 |
お守り | 三本杉御守 | 800円~ | 健康長寿、身体健全、成長運向上。御神木の生命力をいただく。 | 神社の象徴的なお守りで、特に人気が高い。 |
お守り | 水晶守 | 1,000円~ | 全体運向上、厄除け、浄化。清らかなエネルギーで持ち主を守る。 | 立体的な彫刻が美しいお守り。 |
お守り | 大日如来御守 | 800円~ | 諸願成就、厄除け。特に未年・申年の守護。 | 神仏習合の御岩神社ならではのお守り。 |
ブレスレット | 腕輪念珠(天然石ブレスレット) | 2,000円~ | 使用する石により異なる(開運、浄化、健康、縁結びなど)。 | 水晶、瑪瑙など複数の種類がある。サイズも確認が必要。 |
御朱印 | 御岩神社 御朱印 | 500円 | 参拝の証。神様とのご縁を結ぶ。 | 書き置きの場合がある。御朱印帳を持参すること。 |
御朱印 | かびれ神宮 御朱印 | 500円 | 参拝の証。天照大御神とのご縁を結ぶ。 | 奥宮の御朱印。書き置きの場合がある。 |
神事 | 形代(かたしろ) | 500円~ | 罪、穢れの浄化。心身のリセット。 | 年に二度(6月と12月)の大祓式でお清めされる。 |
その他 | お札・神札 | 1,000円~ | 家内安全、商売繁盛、火災除けなど。 | 神棚や目線より高い清浄な場所にお祀りする。 |
その他 | 御神矢(破魔矢) | 1,500円~ | 魔除け、厄除け、家内安全。 | 玄関や神棚などに飾り、一年の安泰を祈願する。 |
※初穂料は変更される可能性がありますので、現地でご確認ください

御岩神社へのアクセス方法

御岩神社は自然豊かな山間部に位置するため、訪問計画を立てる際にはアクセス方法をしっかりと確認しておくことが重要です。
参拝の所要時間目安
- 神社のみ参拝: 境内は広く見どころも多いため、約40分〜1時間。
- 山頂まで登拝: 往復で約2時間〜2時間半。体力や混雑状況によって変わります。
参拝や登拝の時間に、移動時間を加えて余裕のあるスケジュールを組みましょう。
自動車でのアクセス
自由度が高く、時間を気にせず行動できるため最もおすすめの方法です。
ルート | 最寄りIC | メリット・デメリット |
東京方面から | 常磐自動車道 日立中央IC (約15分) | メリット: 自分のペースで行動でき、周辺観光もしやすい。 デメリット: 休日は駐車場が満車になることがある。特に午前10時〜午後2時は混雑のピーク。 |
いわき方面から | 常磐自動車道 日立北IC (約20分) |
神社にはP1〜P4まで複数の無料駐車場がありますが、神社に最も近いP1はすぐに満車になります。P3、P4に停めて少し歩くことを想定しておくと良いでしょう。
公共交通機関でのアクセス
電車とバスを乗り継いで向かいます。時間に制約はありますが、運転の負担がないのが魅力です。
交通手段 | 経路・詳細 | メリット・デメリット |
電車とバス | ① JR常磐線 日立駅で下車。 ② 駅前バス停①番のりばから茨城交通バス [60]東河内方面行きに乗車 (約35分)。 ③「御岩神社前」バス停で下車。 | メリット: 運転の必要がなく、車窓の風景を楽しめる。 デメリット: バスの運行本数が1〜2時間に1本と極端に少ないため、時刻表に合わせた綿密な計画が必須。乗り遅れると大幅な時間のロスになる。 |
バスを利用する場合は、必ず事前に茨城交通のウェブサイトで最新の時刻表を確認し、往復のバスの時間を軸に参拝計画を立ててください。
周辺観光スポット紹介

御岩神社で心身を清めた後は、茨城県北部の豊かな自然や文化に触れる旅を続けてみてはいかがでしょうか。
おすすめのモデルコース案
【スピリチュアル&絶景満喫 日帰りプラン】 午前:御岩神社で参拝・登拝 (約3時間) ↓ 昼食:神社の麓にある「そば処 入四間」などでランチ ↓ 午後:国営ひたち海浜公園でネモフィラやコキアなどの絶景を鑑賞 (約2〜3時間) ↓ 夕方:大甕神社や泉神社で異なる趣のパワースポットを巡る (各30分〜1時間)
国営ひたち海浜公園
御岩神社から車で約40分。四季折々の花々が咲き誇る、日本を代表する絶景スポット。特に春(4月中旬〜5月上旬)の約530万本のネモフィラが創り出す青い絨毯は、息をのむほどの美しさ。秋(10月頃)には丘が真っ赤に染まるコキアも必見です。
大甕神社(おおみかじんじゃ)
古代の星の神様「甕星香々背男(みかぼしかがせお)」を祀る、非常に古い歴史を持つ神社。巨大な岩山「宿魂石」に神の荒魂が封じられているという独特の伝承が残り、ミステリアスな雰囲気に満ちています。悪縁を断ち切るご利益があるとも言われています。
泉神社(いずみじんじゃ)
その名の通り、境内から清水がこんこんと湧き出る「泉が森」で知られる、清浄な空気に満ちた神社です。驚くほど透明度の高い泉は茨城百景にも選ばれており、眺めているだけで心が洗い清められるようです。
こちらは縁結びのご利益で知られており、大甕神社と合わせて参拝する「縁切り・縁結び参り」も人気です。
まとめ:御岩神社は日本屈指のパワースポットである
この記事で解説した、御岩神社に関する重要なポイントを以下に総括します。
- 御岩神社は神道と仏教の188柱の神仏を祀る神仏習合の聖地である
- 信仰の起源は縄文時代にまで遡り、極めて古い歴史を持つ
- 宇宙飛行士が宇宙から光の柱を目撃したという神秘的な伝説で有名だ
- 日本最古級のカンブリア紀の地層の上にあり、地球のエネルギーに満ちている
- ゼロ磁場が形成されているという説もあり、心身の浄化を促す効果があるとされる
- 御神木の「三本杉」は樹齢600年を超え、圧倒的な生命力を放つ
- 楼門の天井画や後生車など、境内には見どころが多数ある
- 奥宮「かびれ神宮」は特に神聖で清浄な空気に包まれている
- 山頂までは片道約1時間、往復2時間以上の本格的な登山となる
- 「神社に呼ばれる」と感じるサインがあれば、それは訪れるべき好機である
- 参拝時は作法を守り、山頂を目指すならトレッキングシューズが必須となる
- 午後3時以降の入山や雨天時の入山は固く禁止されている
- 社務所では三本杉御守や天然石ブレスレット、御朱印を授与される
- 車でのアクセスが便利だが、休日は駐車場の混雑に注意が必要だ
- 公共交通機関は日立駅からのバスを利用するが、本数が極端に少ない
- ひたち海浜公園のネモフィラなど、周辺観光地と合わせた計画もおすすめ
