【江ノ島神社に呼ばれるとは?】歓迎のサインとスピリチュアルな理由を解説

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「最近、なぜか江ノ島神社のことが頭から離れない」「テレビや雑誌で頻繁に目にする」…そんな不思議な感覚に心当たりはありませんか。それはもしかすると、江ノ島神社があなたを呼んでいるサインなのかもしれません。

この記事では、まず江ノ島神社とはどのような歴史を持つ場所で、祀られている御祭神とご利益には何があるのかを詳しく解説。そして、多くの方が経験する「呼ばれる」という現象の正体や、そのスピリチュアルな意味にも深く迫ります。

さらに、ご利益を最大限にいただくための、おすすめの参拝ルートや見逃せないパワースポット、江ノ島神社へのアクセス方法、記念となるおすすめの授与品についても、具体的で分かりやすい情報をお届けします。

この記事を読めば、あなたの江ノ島神社への参拝が、より一層意義深く、心に残る体験となるはず。訪問の際の参考になれば幸いです。

本記事の内容

  • 江ノ島神社に呼ばれるサインとその人の特徴
  • 神様からの歓迎を示すスピリチュアルなサイン
  • ご利益を最大限にいただくための正しい参拝方法
  • 江ノ島神社の歴史や御祭神に関する詳しい情報
目次

江ノ島神社に呼ばれる:その不思議な魅力の正体

江ノ島 神社 呼ばれる

江ノ島神社とは

江ノ島 神社 呼ばれる

江ノ島神社(正式には江島神社)は、神奈川県藤沢市に浮かぶ景勝地「江の島」のほぼ全域を神域とする、非常に由緒正しい神社。その歴史は古く、社伝によれば、今から1470年以上も前の欽明天皇13年(552年)にまで遡ります。

当時の天皇が神のお告げを受け、島の南側にある洞窟(現在の「岩屋」)に宮を建立したのが始まりとされています。

鎌倉時代に入ると、初代将軍・源頼朝が深く帰依し、妻・北条政子の安産祈願や戦の勝利を祈ったと『吾妻鏡』に記されています。これをきっかけに武家の信仰を集め、江戸時代には徳川家康からも篤い崇敬を受けました。

また、この時代には七福神の一柱である弁財天への信仰が庶民の間で爆発的なブームとなり、「江の島詣」は江戸っ子たちにとって、富士山近くの大山への参詣(大山詣で)とセットで楽しむ一大レジャースポットとして大変な賑わいを見せました。

もともとは神道と仏教が一体となった「神仏習合」の霊場であり、「金亀山与願寺(きんきざんよがんじ)」というお寺として栄えていました。

しかし、明治元年(1868年)の神仏分離令により、仏教的な要素は取り除かれ、純粋な神社として「江島神社」と改称し、現在に至ります。

今日では、広島の厳島神社、滋賀の竹生島神社(都久夫須麻神社)と並び「日本三大弁天」の一つに数えられる格式高い神社。

島内に点在する「辺津宮(へつみや)」「中津宮(なかつみや)」「奥津宮(おくつみや)」という三つの社の総称であり、島全体が強力なパワースポットとして、多くの人々の信仰を集め続けています。

御祭神とご利益

江ノ島 神社 呼ばれる

江島神社には、三姉妹の美しい女神様が、それぞれ三つのお宮に一体ずつお祀りされています。

この三女神は、日本神話において最高神とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)と誓約(うけい)を行った際に生まれた神々で、「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」と総称されます。

古くから航海の安全や交通全般を守る神様として、篤く信仰されてきました。

  • 奥津宮(おくつみや): 一番上の姉である「多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)」が祀られています。最も海に近い奥津宮で、海上の安全や大漁、そして穏やかな人生を導いてくださる神様です。

  • 中津宮(なかつみや): 次女の「市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)」が祀られています。三姉妹の中でも特に美しいとされ、美の神様としてのご利益が有名。

    そのため、縁結びや恋愛成就を願う女性に絶大な人気を誇ります。さらに、芸能や音楽といった芸術分野の才能開花にもご利益があるとされています。

  • 辺津宮(へつみや): 末の妹である「田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)」が祀られています。江の島の玄関口に位置し、参拝者を最初にお迎えするお宮。こちらでは、旅の安全や道中の無事を守ってくださいます。

この三女神を合わせて「江島大神(えのしまおおかみ)」と尊称します。

さらに、江島神社が持つ多様なご利益の背景には、弁財天と龍神という二つの強力な信仰が存在。

弁財天のご利益

辺津宮の境内にある八角形のお堂「奉安殿(ほうあんでん)」には、二柱の弁財天像が安置されています。一つは8本の腕を持つ「八臂弁財天(はっぴべんざいてん)」で、あらゆる願いを叶える勝運や財運のご利益が。

もう一つは琵琶を抱えた裸の女神像「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)」で、音楽や芸能の才能を開花させるご利益があるとされています。この二柱が「日本三大弁天」と称される所以。

龍神のご利益

江の島には、かつて人々を苦しめていた五つの頭を持つ龍「五頭龍(ごずりゅう)」が、天から舞い降りた天女(弁財天)に恋をし、悪行を悔い改めて結婚したという「五頭龍伝説」が残されています。

この伝説から、島の奥にある「龍宮(わだつみのみや)」は龍神様を祀る聖地とされ、金運上昇や開運、あらゆる願いを叶える心願成就の強力なパワースポットとして知られています。

このように、江島神社では三女神、弁財天、龍神という複数の神様から、恋愛、金運、芸事、安全など、実に幅広いご利益をいただけることが、最大の魅力と言えるでしょう。

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ご利益の種類関連する神様・場所
縁結び・恋愛成就市寸島比賣命(中津宮)、五頭龍伝説
金運上昇・商売繁盛弁財天(奉安殿)、龍神(龍宮)、銭洗白龍池
芸道上達・才能開花市寸島比賣命(中津宮)、妙音弁財天(奉安殿)
交通安全・海上安全多紀理比賣命(奥津宮)、田寸津比賣命(辺津宮)
美容・女子力アップ市寸島比賣命(中津宮)
厄除け・開運・勝運江島大神全般、龍神(龍宮)、八臂弁財天(奉安殿)

江ノ島神社に“呼ばれる”とは?

江ノ島神社 呼ばれる

江島神社に「呼ばれる」という現象は、単に「行ってみたい」という観光気分とは一線を画す、もっと深く、抗(あらが)いがたい引力のような感覚を伴うスピリチュアルな体験を指します。

これは、あなた自身の意識とは別の、より高次元の存在やエネルギーが、あなたを特定の場所へと導いているサインと解釈されます。

具体的には、以下のような出来事が「呼ばれている」兆候と考えられます。

  • 情報のシンクロニシティ: テレビの旅番組、雑誌の特集、インターネットの広告、友人との何気ない会話など、様々な場面で偶然にも江ノ島神社の情報が何度もあなたの元へやってきます。これは単なる偶然ではなく、神社側があなたに気づかせようとしているサインかもしれません。

  • 内側からの強い衝動: これといった明確な理由はないにもかかわらず、「今、江ノ島神社へ行かなければならない」という、理屈では説明できない強い衝動に駆られます。他の何よりも優先して、参拝に向かうべきだと感じるのです。

  • 夢でのお告げ: 夢の中に江の島の風景、神社の鳥居や参道、あるいは龍や白蛇といった象徴的なイメージが現れることがあります。これは、あなたの潜在意識を通じて、神様が直接メッセージを送っている可能性が考えられます。

  • 自然な機会の創出: 行くつもりはなかったのに、急に仕事の予定がキャンセルになったり、近くまで行く用事ができたりして、まるで計ったかのように参拝できる時間が生まれます。

これらの現象は、あなたの魂が成長や変化、あるいは癒やしを必要としているタイミングで起こりやすいと言われています。江島神社の持つ高い浄化のエネルギーと、あなたの魂が放つ波動が共鳴し、まるで磁石のように引き寄せられるのです。

言ってしまえば、これは神様からの「今こそ、ここへ来て力を受け取りなさい」という招待状のようなもの。この感覚を信じて行動することで、現状を好転させるための気づきや、次の一歩を踏み出すための勇気とご加護を授かることができると考えられています。

ただし、呼ばれたからといって全てが解決するわけではなく、あくまで行動を起こすのは自分自身であるという心構えも大切です。

江ノ島神社に“呼ばれる人の特徴”とは?

江ノ島神社 呼ばれる

江島神社から「呼ばれる」と感じる人々には、その時の心理状態や人生のステージにおいて、いくつかの共通した特徴が見られることがあります。もし、あなたが以下のいずれかの状況にあるならば、それは江島大神からの特別な導きかもしれません。

人生の大きな転機や節目を迎えている人

就職や転職、結婚や離婚、引っ越し、あるいは大きな決断を迫られている時など、人生の航路が大きく変わるタイミングは、最も呼ばれやすい時期と言えます。

これから進むべき道に迷い、導きを求めているあなたの心に、古くから航海の安全を守ってきた江島大神が応え、進むべき方向を照らすために招いているのかもしれません。

心が疲れていたり、浄化を求めていたりする人

日々の仕事や人間関係でストレスが蓄積し、心が重くなっている。理由のない焦りや不安を感じ、夜もよく眠れない。

そんな時、私たちの魂は無意識のうちに浄化を求めます。江の島全体を包む雄大な海のエネルギーと、神社の神聖な気は、心身に溜まったネガティブなものを洗い流し、本来の自分を取り戻す手助けをしてくれるでしょう。海が見たい、自然に癒されたいという気持ちは、浄化を求める魂の声なのです。

新しい挑戦を始めようとしている人

新しい事業の立ち上げ、資格取得のための勉強、あるいは趣味で始めた創作活動を本格化させたい時など、何か新しいことにチャレンジする決意を固めた人も呼ばれやすいです。

特に、才能開花や芸道上達にご利益のある弁財天様や市寸島比賣命が、あなたの持つ潜在能力を最大限に引き出し、その挑戦が成功へと繋がるように力強く後押ししてくださるでしょう。

龍や海、水といった自然の力に惹かれる人

もともと龍のモチーフが好きだったり、海や川、滝など水の流れる場所に行くと心が安らいだりする人は、江島神社の龍神様や水の神様と根源的な部分で波長が合いやすいと考えられます。

このような方は、人生の特定のタイミングだけでなく、定期的に神社のエネルギーに触れることで、運気が向上しやすい傾向があります。

素直な心と感謝の気持ちを持つ人

スピリチュアルな導きは、疑いや損得勘定の心ではなく、素直で純粋な心を持つ人の元へ届きやすいと言われています。

日頃から小さなことに感謝し、謙虚な気持ちで物事に向き合っている人は、神様からのサインを受け取りやすく、呼ばれる機会も多くなるかもしれません。

これらの特徴はあくまで傾向であり、これに当てはまらないからと呼ばれないわけではありません。大切なのは、ふとした瞬間に心に浮かんだ「行きたい」という直感を信じてみること。

サインやメッセージの見つけ方と注意したいこと

江ノ島神社 呼ばれる

江島神社に呼ばれて参拝した際には、神様があなたの訪れを歓迎し、メッセージを送っていることを示す、様々なスピリチュアルなサインが現れることがあります。これらのサインに気づくことで、参拝はより感動的で、心に深く刻まれる体験となるでしょう。

神様からの歓迎サインの例

  • 心地よい風が吹く: 拝殿の前で静かに手を合わせている時、無風だったにもかかわらず、頬を撫でるような心地よい風がさっと吹くことがあります。これは「神風」とも呼ばれ、神様があなたの願いを聞き入れ、穢れを祓ってくださっている清浄なサインです。

  • 天候の劇的な変化: 参拝を始めると、それまで厚い雲に覆われていた空から、まるでスポットライトのように太陽の光が差し込んでくることがあります。逆に、突然ぱらぱらと雨が降り始めることも。この雨はあなたの心身を清める「浄化の雨」とされ、大変縁起の良い歓迎のしるしと考えられています。

  • 動物や虫との遭遇: 境内を歩いていると、蝶があなたの周りをひらひらと舞ったり、鳥が目の前を横切ったり、あるいは白蛇やトカゲといった生き物が姿を現すことがあります。これらは古くから「神様の使い」とされ、あなたを歓迎し、正しい道へと導くために現れたのかもしれません。

  • 不思議な光や雲: スマートフォンなどで写真を撮った際に、虹色の光や神々しい光の玉(オーブ)が写り込むことがあります。また、ふと空を見上げると、龍の形をした「龍神雲」や、彩雲(さいうん)と呼ばれる虹色の雲が現れることも、非常に吉兆な歓迎のサイン。

  • 人の流れが途切れる: 混雑しているはずの境内で、あなたが拝殿の前に立った瞬間だけ、すっと人の流れが途切れ、静寂の中でゆっくりと参拝できることが。これも、神様があなたと向き合う時間を作ってくださった、特別な計らいと考えられます。

サインを見つける上での注意点

一方で、これらのサインを見つけようと必死になりすぎるのは避けるべき。サインを探すこと自体が目的になってしまうと、参拝で最も大切な「神様への日頃の感謝」や「謙虚な祈り」の気持ちが疎かになってしまいます。

サインの有無で一喜一憂するのは、神様との対話ではなく、自分のエゴを満たす行為になりかねません。大切なのは、まず無事にこの場所に導かれたこと自体に心から感謝すること。

たとえ目に見える不思議な現象が起こらなくても、あなたの真摯な祈りは必ず神様に届いています。サインはあくまで、あなたの参拝をより豊かに彩る「神様からのサプライズプレゼント」のようなもの。

リラックスして五感を澄ませば、風の音、木々のざわめき、遠くに聞こえる波の響きといった、ごく自然な現象の中にも、心が洗われるような神聖なメッセージを感じ取ることができるはずです。

江ノ島神社に呼ばれる:実践参拝ガイド

江ノ島 神社 呼ばれる

おすすめの参拝ルート

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江島神社のご利益を余すところなくいただくためには、麓から山頂、そして最奥部へと、三つのお宮を順番に巡る「三社参り」が正式な作法とされています。

江の島は全体が丘のようになっており、多くの石段を上り下りします。そのため、歩きやすい靴と、時間に余裕を持った計画が大切です。

基本の三社参りルート(所要時間:徒歩で約90分~120分)

  1. スタート:青銅の鳥居から辺津宮へ江の島の玄関口「青銅の鳥居」をくぐり、土産物店が並ぶ「弁財天仲見世通り」を進みます。突き当りにある鮮やかな「朱の鳥居」が神域への本格的な入り口です。

    ここから瑞心門を抜け、石段を上ると、最初に「辺津宮(へつみや)」に到着。まずはここで旅の安全を祈願し、心静かに手を合わせましょう。

  2. 中津宮へ辺津宮からさらに石段を上っていくと、5分ほどで朱塗りの美しい社殿が印象的な「中津宮(なかつみや)」に到着します。美の女神様が祀られていることから、特に女性に人気のスポットです。

  3. 奥津宮へ中津宮から島の頂上部を通り抜け、さらに10分ほど歩くと、最も神聖な空気が漂う「奥津宮(おくつみや)」にたどり着きます。源頼朝が寄進したと伝わる石鳥居や、拝殿天井に描かれた「八方睨みの亀」など、歴史を感じさせる見どころも多い場所です。

体力に合わせたルート選択

  • エスカー利用ルート: 体力に自信のない方や、時間を有効に使いたい方には、有料の上り専用エスカレーター「江の島エスカー」の利用がおすすめ。

    3つの区間に分かれており、乗り継ぐことで島の頂上部まで約5分で楽に上ることができます。(全区間:大人360円、小人180円)

  • 完全徒歩ルート: 健脚な方は、エスカーを使わずに全ての道のりを歩くことで、島の自然や風景の変化をより深く味わうことができます。下りは階段のみとなるため、帰りの体力も考慮しておきましょう。

さらにパワーをいただくための追加ルート

  • 龍宮(わだつみのみや): 奥津宮のすぐ隣にあり、龍神様が祀られています。江の島で最も強いパワースポットの一つと言われており、金運や開運を願うなら必ず立ち寄りたい場所です。

  • 江の島岩屋: 奥津宮からさらに10分ほど歩いた島の最奥部にある、江島神社発祥の地とされる洞窟。第一岩屋と第二岩屋があり、ろうそくの灯りを頼りに進む神秘的な探検が楽しめます。

この正式なルートで下から順に参拝することは、神様への敬意を示す丁寧な作法とされています。

おすすめスポット

江ノ島 神社 呼ばれる

江島神社の三社を巡る道中には、ご利益をさらに高めてくれる見逃せないパワースポットが数多く点在しています。時間に余裕があれば、ぜひ足を延ばして、江の島の持つ多様なエネルギーに触れてみてください。

奉安殿(ほうあんでん)

辺津宮のすぐ隣に建つ、美しい八角形のお堂です。内部には、勝運や財運を司る「八臂弁財天(国指定重要文化財)」と、音楽・芸能の神様である「妙音弁財天(市指定重要文化財)」という二柱の弁財天像が安置されています。

日本三大弁天と称される神様のお姿を間近で拝観できる、非常に貴重な場所。(拝観時間:午前8時30分~午後4時30分、拝観料:大人200円)

銭洗白龍池(ぜにあらいはくりゅういけ)

こちらも辺津宮の境内にあり、白龍王の力でお金を清めることができると伝わるパワースポット。池に湧き出る霊水で硬貨や紙幣を洗い清め、そのお金を大切に使うことで、金運や財運が上昇すると言われています。

むすびの木

辺津宮の境内、茅の輪くぐりの近くにそびえる大きなイチョウの木です。二本の木の根元が一つに結ばれているように見えることから、縁結びの象徴とされています。

良縁を願う人々が奉納したピンク色の「恋むすび・縁むすび絵馬」がたくさん掛けられており、恋愛成就を願う参拝者で賑わっています。

龍宮(わだつみのみや)

前述の通り、奥津宮の隣に鎮座する龍神様のお宮です。江の島に伝わる「五頭龍伝説」の中心地であり、島の地下深くに広がる龍穴の真上に建てられたとされています。

そのため、島内で最も強力な龍神のエネルギーが満ちる場所と言われ、金運、開運、心願成就を願うなら必ず立ち寄りたい聖地です。

江の島岩屋

島の最奥部に位置する、長年の波の浸食によって自然に形成された海食洞窟です。古くから修験道の修行場であり、弘法大師や源頼朝もここで祈願のために籠ったと伝えられています。

江島神社信仰の原点ともいえるこの場所は、自然の神秘と歴史の重みを肌で感じることができる、まさに聖地と呼ぶにふさわしい空間です。(入場時間:午前9時~午後5時、入場料:大人500円)

これらのスポットを丁寧に巡ることで、江島神社の持つ多岐にわたるご利益を、より深く感じ取ることができるでしょう。

おすすめの授与品

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参拝を終えたら、そのご利益を身近に感じ、願い事の成就を後押ししてもらうために、お守りや御朱印をいただくのも良いでしょう。

江島神社には、デザインもご利益も多種多様な授与品が揃っており、自分にぴったりの一品を選ぶのも参拝の大きな楽しみです。

人気のお守り

江島神社のお守りは、祀られている神様や伝説にちなんだ、ユニークで魅力的なものが数多くあります。ここでは特に人気のあるものをいくつか紹介します。

江ノ島神社 呼ばれる
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お守りの名称初穂料(参考)主なご利益・特徴
よくばり美人守本体700円
チャーム各500円
美の女神・市寸島比賣命にちなみ、美肌・美白・美髪など5種類のチャームを自由に組み合わせられるお守り。中津宮限定です。
びわ守1,000円芸能の神・弁財天様が持つ琵琶をかたどった美しいお守り。芸道上達や金運招福にご利益があります。
龍神守800円運気向上の象徴である龍神様が力強く刺繍されたお守り。あらゆる願いを叶える心願成就を願う方におすすめです。
ゆびわ守700円弁財天の使いである白蛇をモチーフにした、シンプルで身に着けやすい指輪型のお守り。開運のご利益があります。
御塩守1,000円江の島の海で採れた塩を神前で清めたお守り。心身の浄化や厄除けに強力な効果があるとされています。
縁結び守1,000円むすびの木にちなんだ、ピンク色の美しいカード型お守り。お財布やスマートフォンケースに入れて常に持ち歩けます。

これらのお守りは、主に辺津宮の大きな社務所のほか、中津宮や奥津宮の授与所でもいただくことができます。授与時間は午前8時30分から午後5時までとなっていますが、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

御朱印

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江島神社では、参拝の証として非常に多くの種類の御朱印をいただくことができるのも大きな魅力。

  • 代表的な御朱印: 中央に「江島神社」と墨書きされたものと、「日本三大弁財天」と書かれたものの2種類が基本。これらは御朱印帳に直接書き入れていただくことが可能です。

  • 各お宮の御朱印: 参拝した証として、「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」それぞれの社名の入った御朱印もいただけます。

  • その他の御朱印: その他にも、龍神様を祀る「龍宮(わだつみのみや)」の御朱印など、全部で10種類以上の御朱印が存在します。

どの御朱印をいただくか迷った場合は、実際に参拝した場所のものをいただくのが基本とされています。御朱印の受付も、主にお守りと同じく辺津宮の社務所で行われています。

江ノ島神社への行きかた

江ノ島 神社 呼ばれる

都心からのアクセスも良好な江島神社へは、公共交通機関の利用が最もスムーズで便利。最寄り駅が3つあり、それぞれ異なる路線からアクセスできるため、出発地に合わせて最適なルートを選ぶことができます。

電車でのアクセス

  1. 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」新宿駅から乗り換えなしでアクセスでき、江の島に最も近い駅です。


    竜宮城を模したユニークな駅舎が目印で、ここから江の島へと続く「江の島弁天橋」を渡り、神社の入口(朱の鳥居)までは徒歩で約15分。最も一般的で分かりやすいルートと言えます。

  2. 江ノ島電鉄(江ノ電)「江ノ島駅」鎌倉や藤沢方面からアクセスする際に便利なのが江ノ電です。レトロな電車に揺られながら、湘南の風景を楽しむことができます。

    駅から江の島までは、すばな通りという商店街を抜け、徒歩で約20分ほどかかります。

  3. 湘南モノレール「湘南江の島駅」大船駅(JR東海道線・横須賀線・根岸線)からアクセスする場合に利用します。

    日本でも珍しい懸垂式(ぶらさがり式)のモノレールで、アトラクションのような乗車体験が楽しめます。駅から江の島までは地下道などを通り、徒歩で約23分。

バスでのアクセス

JR藤沢駅や大船駅、鎌倉駅など、主要な駅のバスターミナルから江の島行きの路線バスも運行されています。江ノ電バスまたは京浜急行バスを利用し、「江の島」または「江の島入口」バス停で下車します。

車でのアクセス

車で訪れることも可能ですが、特に週末や夏休みなどの観光シーズンは、周辺道路および駐車場が大変混雑します。江の島島内や対岸の片瀬海岸周辺に複数の有料駐車場がありますが、早い時間に満車になることも少なくありません。

もし車で訪れる場合は、渋滞や駐車場探しに時間を要することを覚悟し、できるだけ早朝に到着するか、あえて平日に訪れるなどの工夫が必要。

駐車場の空き状況や料金については、藤沢市観光協会のウェブサイトなどでリアルタイム情報を確認してから出発することをおすすめします。島内は道が狭く歩行者も多いため、運転には十分な注意が求められます。

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