【蛇窪神社の己巳の日】金運や財運を最大限に授与するための注意点とは

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東京都品川区にある蛇窪神社は、白蛇信仰で知られる都内屈指のパワースポット。2025年はヘビ年ということもあり、例年にも増して注目を集める神社です。

中でも60日に一度やってくる「己巳の日」には金運や財運に縁がある特別な吉日として、多くの参拝者が訪れます。

本記事では、己巳の日に蛇窪神社を訪れることを検討されている方に向けて、神社の由緒やご祭神、己巳の日の意味、限定イベントや授与品、さらには参拝の際の注意点までを網羅的に解説。

初めての方にもわかりやすく、そして現地を訪れたくなるような情報を丁寧にご紹介します。

本記事の内容

  • 己巳の日と蛇窪神社の関係
  • 蛇窪神社の由緒やご祭神
  • 己巳の日に開催される特別な行事や授与品
  • 参拝時の注意点やアクセス方法
目次

蛇窪神社の己巳の日:その概要

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社とは

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)は、東京都品川区に鎮座する由緒ある神社で、正式名称は「天祖神社(てんそじんじゃ)」。

創建は鎌倉時代の文永8年(1271年)とされ、700年以上にわたる長い歴史を有しています。その起源には北条重時の五男・時千代が関係しており、法圓上人として仏門に入った後、厳正寺を開いた歴史と深く結びついています。

特に白蛇信仰との深い関わりが特徴で、古くから白蛇が神の使いとして崇められてきました。現代では「蛇窪神社」の名で広く知られており、都内でも有数の“白蛇の神社”として注目されているスポット。

蛇窪神社は荏原七福神の一柱である「辨財天(べんざいてん)」を祀(まつ)る神社としても知られており、金運・芸能・学問など、さまざまな願いを持つ参拝者にとって魅力的なご利益が期待されています。

とくに巳の日(みのひ)には、より一層のご利益を求めて多くの人々が訪れ、神聖な雰囲気に包まれます。巳の日とは、十二支の「巳(み)」にあたる日で、12日に1度巡ってくる日。

弁財天の使いとされる蛇が由来で、金運や財運、商売繁盛などの縁起が良い日とされています。

境内には複数の境内社が存在しており、それぞれに異なる神様と由緒があります。

「白蛇辨財天社(はくじゃべんざいてんしゃ)」のほか、蛇窪龍神を祀る蛇窪龍神社(へびくぼりゅうじんじゃ)」、五穀豊穣を願う法密稲荷社(ほうみついなりしゃ)などがあり、それぞれの社で異なる祈願を捧げることが可能。

訪れた際には、ゆっくりと境内を巡り、各社の背景や由緒を知ることが大きな学びとなります。

このような背景から、蛇窪神社は単なる参拝スポットという枠を超えて、歴史的な意味合いや文化的な価値、さらにはスピリチュアルな体験までも提供してくれる、非常に魅力的な神社といえるでしょう。

御祭神とご利益

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社で最も重要とされる御祭神は、日本神話における最高神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)。

天照大御神は太陽の神として知られ、人々の生活を照らし、総合的な運気上昇、開運招福、家内安全など、非常に幅広いご利益をもたらす存在として信仰を集めています。

加えて、配祀神として天児屋根命(あめのこやねのみこと)と応神天皇(おうじんてんのう)が祀られています。

天児屋根命は知恵や言霊の神として知られ、学業成就や仕事運向上、文章や表現に関わる才能の開花を願う人に親しまれています。

一方、応神天皇は武勇・戦勝・子育ての神様として知られており、育児や家庭に関するお願いごとに対してご利益があるとされています。

特筆すべきは、境内社である「白蛇辨財天社」に祀られている市杵島姫命(いちきしまひめのかみ)を中心とした辨財天の神々。

辨財天は音楽・芸能・学問・財運といった分野に対する願いを叶えてくれるとされ、芸能人やクリエイター、受験生などからも厚い信仰を集めています。

また、白蛇の存在がより強力な財運の象徴とされており、金運アップを願う人にとっては見逃せない場所。

蛇窪神社は多彩な神々が祀られていることで、参拝者それぞれの目的に応じた祈願が可能となっています。願いごとをする際には、どの神様に何を祈るのかをしっかり意識することが大切。

それによって神様とのご縁がより深まり、願いが届きやすくなるとされています。

蛇窪神社は人生のあらゆる局面において心強い味方となってくれる神社です。訪れた際には、神々のご神徳をしっかりと感じ取りながら、心を込めて祈願してみてください。

己巳の日とは

蛇窪神社己巳の日

「己巳の日(つちのとみのひ)」とは、干支(十干十二支)の組み合わせによって60日に一度巡ってくる特別な吉日。この日は、金運・財運の神として知られる弁財天や白蛇とのご縁が深く、古来より「お金に関する願い事をする日」とされてきました。

特に白蛇は、弁財天の使いとされる存在であるため、己巳の日に白蛇を祀る神社へ参拝することで、より強いご利益を得られるといわれています。

このため、多くの神社では、己巳の日に特別な祈祷や限定の御朱印、お守りなどが授与されるなど、普段とは違う神聖な雰囲気が広がります。蛇窪神社でもこの日に合わせて多くの参拝者が訪れ、白蛇様への感謝や祈願を捧げます。

2025年は「巳年」にあたることから、例年以上に己巳の日の霊力が高まるとされ、全国各地から参拝者が集まることが予想されます。

このように言うとやや神秘的に感じるかもしれませんが、現代においても金運や仕事運の向上を願って訪れる人は少なくありません。

己巳の日は単なるスピリチュアルな日というよりも、人生のステップアップを願う大切な節目として活用できる日といえるでしょう。

2025年の己巳の日

蛇窪神社己巳の日

「己(つちのと)」は自己変革や再生を表し、「巳(み)」は蛇を象徴する十二支、特に白蛇と深い関わりを持っています。そのため、己巳の日は昔から神秘的な力を宿す日として多くの人々に親しまれてきました。

2025年の己巳の日は、財運や芸能、学業などさまざまな運気の向上を願う方にとって、絶好のタイミング。ヘビ年の己巳の日には、特別なパワーが集まりやすいとされ、参拝や祈願を行うには最適といえるでしょう。

2025年の己巳の日は以下の6日間。

  • 3月1日(土)
  • 4月30日(水)
  • 6月29日(日)
  • 8月28日(木)
  • 10月27日(月)
  • 12月26日(金)

これらの日は、蛇窪神社をはじめ、白蛇や弁財天を祀る全国の神社で特別な祭事や御朱印の頒布が行われることが多く、毎回多くの参拝者が訪れます。

例えば、白蛇辨財天像の御開帳や限定授与品、縁起物の頒布など、その日だけの神聖なイベントが多数用意されています。事前に神社の公式情報をチェックし、スケジュールを立ててから向かうのが良いでしょう。

土日や祝日と重なる日には、朝早くから整理券が配布されるなど、混雑対策も必要。混雑を避けたい方は、早朝の参拝や平日を選ぶなど、時間帯や日程の工夫をすることで、落ち着いた環境の中でご利益を授かることができるでしょう。

2025年の己巳の日は霊的な意味合いも含め、特別な1年の中でも貴重な日取り。

自分自身の願いや目標に意識を向けるのにふさわしい時期であり、運気を上げたい方、スピリチュアルな体験をしたい方には、ぜひスケジュールに組み込んでいただきたい吉日。

1日1日が持つ意味をしっかりと感じながら参拝することで、きっと心に残る体験ができるでしょう。

己巳の日にするといいこと

蛇窪神社己巳の日

己巳の日にするといいこととしては、財布を新調したり宝くじを購入したり、芸術作品を鑑賞したりといったことがあげられます。弁財天は特に金運や財運、芸術の神様だからです。

中でもこの日に最もおすすめなのは、白蛇信仰に関連する神社への参拝。とくに蛇窪神社のように、白蛇と弁財天を同時に祀っている場所では、金運や仕事運、芸能・学問の成就といった幅広い願い事を届けるのに最適なタイミング。

境内を丁寧に巡り、それぞれの神様に合ったお願いごとをするのがよいでしょう。

白蛇辨財天には金運や芸事の上達、蛇窪龍神には浄化と再生、法密稲荷社には五穀豊穣や家庭円満など、参拝先によって叶う願いも異なります。前述の通り、願い事をする際は、自分の思いを明確にすることが大切。

己巳の日は特別な御朱印やお守りが頒布されることも多く、それらをいただくことで日常生活の中でも神様とのご縁を感じられるようになります。蛇窪神社では、夢巳札や白蛇神符といった己巳の日限定の授与品が注目されています。

一方で、混雑が予想される日でもありますので、早朝に訪れる、または混雑を避けて午後の遅い時間を選ぶなど、スケジュールには余裕を持って行動することも忘れずに。

己巳の日は「願いを形に変える力を借りられる貴重なチャンス」ともいえるでしょう。自分の未来を変える一歩として、この日を大切に過ごしてみてください。

蛇窪神社の己巳の日:訪問に際して

蛇窪神社己巳の日

白蛇様の戻り道

蛇窪神社己巳の日

「白蛇さまの戻り道」とは、蛇窪神社と東急大井町線の戸越公園駅(旧蛇窪駅)を結ぶ開運参拝コースのこと。この道は白蛇伝説に基づいた特別な参拝ルートで、金運や財運アップのご利益があるとされています。

蛇窪神社の白蛇伝説によると、鎌倉時代に神社の社殿の左横(現在の消防団詰所付近)に清水が湧き出る洗い場があり、そこに白蛇が住んでいました。

時が経ち、いつの間にか洗い場がなくなり、白蛇は現在の戸越公園の池に移り住むようになりました。ある時、土地の旧家・森谷友吉氏の夢枕に白蛇が現れ、「一日も早くもとの住みかに帰してほしい」と懇願。

これを聞いた宮司は辨財天社を建立し、白蛇を迎え入れることにしました。こうして白蛇は元の住処である蛇窪神社の白蛇辨財天に戻ることができました。

「白蛇さまの戻り道」は、この白蛇が戸越公園の池から元の住処である白蛇辨財天社へ戻った道を辿るルートとして設定されたもの。このルートを参拝することで、白蛇の恵みを受けることができるとされています。

「白蛇さまの戻り道」を巡る際には、以下のスポットが特に人気です。

  1. 御菓子司 越路:「へびまん」という白蛇をモチーフにした和菓子が人気(多い日で1日500個以上売れる)
  2. 遠藤米穀店:山口県岩国市の酒蔵「八百新酒造」製の「財運白蛇」という日本酒を販売(蛇窪神社の御神酒としても使用)
  3. ママズの家:「白蛇の抜け殻 ハーバリウム」など、ご利益がありそうなグッズが豊富
  4. 大原不動尊:白蛇様が休息される水飲み場で、ハート形をしている
  5. 戸越公園:白蛇さまが住んでいたとされる池がある緑豊かな公園で、美しい日本庭園もある

足を延ばせば「戸越八幡神社」(蛇窪神社と共に東京福めぐりの一社)や「戸越銀座商店街」(東京で最も長い商店街として有名)も訪れることができます。

参拝方法と注意点

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社を訪れる際には、一般的な神社と同じように、礼儀と心構えを大切にすることが重要。正しい順序で参拝することで、神様とのご縁を深くし、より強いご加護を得られるとされています。

蛇窪神社には複数の社が存在し、それぞれにご利益やご祭神が異なります。これを知らずに本殿だけをお参りして帰ってしまうと、せっかくの貴重な機会を最大限に活かしきれないかもしれません。

具体的には、まず手水舎で手と口を清めるところから始めましょう。これは、心身を清めて神様の前に立つための大切な儀式。

その後、本殿では自己紹介をするように「どこから来たのか」「今日の目的は何か」を心の中で伝え、日頃の感謝を述べてから静かに祈願を行います。

境内には白蛇辨財天社や法密稲荷社、蛇窪龍神社などがあり、それぞれの社での参拝方法にも一工夫があります。

たとえば、白蛇辨財天社では財運や芸能のご利益を願う人が多く、池にある種銭を使って銭洗いをすることで祈願をより具体的なものにする風習があります。

注意点として、混雑する日に訪れる場合は時間に余裕を持って行動すること。己巳の日や巳の日は多くの参拝者でにぎわうため、長時間待つことも想定しておきましょう。

参拝前後に撮影を行う方も多いですが、神様への敬意を忘れずにマナーを守ることが大切。

このように、蛇窪神社では参拝の順序と心の持ちようが非常に重要です。単なる観光ではなく、神様との対話としての参拝を意識すると、より充実した時間を過ごせるでしょう。

授与品・限定お守り

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社では、多彩な授与品やお守りが揃っており、その多くが白蛇や龍神にちなんだ特別なデザインとなっています。参拝の記念としてだけでなく、運気を高めるための心強いアイテムとして、幅広い年齢層に人気があります。

ここではその一部を紹介します。

注目すべきは「夢巳札(ゆめみふだ)」。巳の日限定で授与される特別なお守りで、山口県岩国市の白蛇の脱皮と蛇窪大明神のご神札が合わさった、金運祈願に特化した授与品。

巳の日(一年間)のみの頒布で体数限定となっています。数量限定で頒布されるため、手に入れたい場合は早朝からの行動が推奨されます。

蛇窪神社己巳の日
蛇窪神社公式HP

「巳(み)くじ」は蛇窪神社で12日に1回訪れる「巳の日」限定で授与される特別なおみくじ。

「巳くじ」の特徴

  1. 白蛇の形状: おみくじは小さな白蛇の置物(焼き物)の形をしており、裏に貼られたシールを剥がすとおみくじの結果が書かれています。
  2. 白蛇のご利益: 白蛇は脱皮することから「身の浄化」「再生」「気力の回復」などの象徴とされています。
  3. 凶が出たときの特別対応: 「巳くじ」で「凶」が出た場合は社務所に申し出ると、身代わりに「お守り白蛇」または「巳守」が無料で授与されます。
  4. 納め方: おみくじを引いた後は、境内にある撫で白蛇が置かれた納所に願いを込めて納めると良いとされています。
蛇窪神社己巳の日
蛇窪神社公式HP

「護符御守」は社紋・神璽印・白蛇さまの三体が描かれたステッカータイプのユニークな御守り。暗闇で光るという特殊な機能を持っています。これは日本初の特徴とされています。

スマートフォンやタブレットなどの電子機器に何度でも貼って使用することが可能。

蛇窪神社己巳の日
蛇窪神社公式HP

「龍の御鈴」は、蛇窪神社に祀られている龍神さまのご神徳を象徴したお守り。特徴的なのは、その透明感のある鈴の音色です。

清らかで澄んだ音は、心を落ち着かせ、気持ちをリセットする効果があるとされます。また、龍が守るといわれる「宝珠」をかたどっており、持つ人の清き願いが龍神様に届くようにという意味が込められています。

「白蛇根付守」は、その名の通り白蛇をモチーフにした根付型のお守り。白蛇は古来より神の使いとして信仰されており、特に財運や人とのご縁を呼び寄せる力があるとされています。

このお守りには、清浄な心を保ち、自身の役目を果たすことで自然と良いご縁や機会に恵まれるという願いが込められています。

蛇窪神社己巳の日
蛇窪神社公式HP

「厄除守・除災招福守」は、災いを遠ざけ、幸運を引き寄せる力を持つとされるお守り。厄年や転機の時期に身につけることで、心身のバランスを整え、不運やトラブルを未然に防ぐ助けとなります。

蛇窪神社己巳の日
蛇窪神社公式HP

「子巳守(こみまもり)」は、お子様の健やかな成長と安全を願うお守りとして親しまれています。子どもの健康や学業、事故からの守護など、多くの親が願う基本的な祈願を込めたこのお守りは、特に初参りや七五三の際に授与されることが多いです。

「立身出世守」は、仕事運やキャリアアップ、目標達成を願う人に向けたお守り。白蛇が龍になるという言い伝えにちなみ、「巳(蛇)が昇って龍になる=身が立つ」といった意味が込められており、就職活動中の方や昇進を目指す方におすすめ。

蛇窪神社の授与品は見た目の美しさだけでなく、祈りの心が込められた特別な品ばかり。参拝の思い出として、また新たな目標への一歩として、手にしてみてはいかがでしょうか。

蛇窪神社の主な施設

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社の境内には、多くの見どころやスピリチュアルなスポットが点在しており、初めて訪れる方でもゆったりとした時間を過ごせるように整備されています。

正面に立つのが、地域の発展と守護の象徴でもある大きな檜造りの大鳥居。この鳥居は令和元年に再建されたもので、参拝者にとっては写真撮影の名所となっており、その力強くも清らかな姿は訪れる人々の心を引き締めてくれます。

境内の中央には荘厳な本殿が鎮座しており、天照大御神をはじめとする御祭神が祀られています。木々に囲まれた本殿の前では、自然と静寂に包まれ、日常の雑念が洗い流されるような感覚になることでしょう。

手を合わせることで心身が整い、前向きな気持ちになれるという声も多く聞かれます。

白龍の滝は、白蛇が龍に昇華するという伝説をモチーフにした人工の滝で、神聖な水が流れ落ちる美しい景観が特徴。

この滝は、白蛇辨財天を祀る池と連動しており、金運や芸術の才能、そして心身の清浄を願う人々にとって大切な祈りの場となっています。

境内にはさらに、白蛇辨財天社、法密稲荷社、蛇窪龍神社といった複数の境内社があり、それぞれに独自のご利益があります。

白蛇辨財天社では芸能や金運、蛇窪龍神社では水にまつわるご利益が、法密稲荷社では五穀豊穣や商売繁盛が祈願されます。すべてを巡って祈願することで、心身のバランスが整い、運気全体の底上げにもつながるでしょう。

体験型のスポットも豊富に揃っています。たとえば「銭洗い所」では、白蛇種銭を清らかな水で清めて財布に入れると金運上昇が期待できるとされており、多くの参拝者が熱心に行っています。

「重軽狐石」は、自分の願い事が叶うかどうかを占うための不思議な石。やり方はシンプルで、最初に石を持ち上げて重さを確かめます。

その後、願い事を心の中で念じ、もう一度同じ石を持ち上げてみてください。もし軽く感じれば、願いが叶う兆しと言われています。逆に重く感じた場合は、もう少し努力が必要というサインとされています。

「撫で白蛇」は、白蛇様を模した像を撫でることで、心身の浄化や願いの成就を祈る場所。古来より白蛇は金運や繁栄の象徴とされており、神の使いとして大切にされています。

撫でる場所によってご利益が異なるとされており、例えば頭を撫でれば知恵やひらめきが授かり、胴体を撫でれば健康や繁栄につながるといわれています。

「運玉投げ」は、願いを込めた玉を的に投げ入れることで開運を願う体験。境内に設置された満願岩には小さな穴が空いており、参拝者はそこに3つの運玉を順番に投げ入れます。

一つでも入ると願いが叶うとされ、多くの人が真剣に挑戦します。入らなかったとしても、願いを形にして天に託すという行為自体に意味があるとされています。

このように蛇窪神社の境内は、単なる参拝場所にとどまらず、訪れる人が神様との距離を縮め、心を整えるための仕掛けが随所に見られます。何度足を運んでも飽きることなく、新たな発見や気づきを得られる神社といえるでしょう。

蛇窪神社への行きかたと注意点

蛇窪神社己巳の日

蛇窪神社は東京都品川区に位置し、都心からのアクセスが良好な神社として知られています。公共交通機関を利用することで、手軽に訪れることができ、観光やショッピングの合間に立ち寄ることも可能。

最寄り駅は都営浅草線・東急大井町線の中延駅で、そこから徒歩5分ほどの距離にあり、駅を出てまっすぐ進めば、自然と神社の大鳥居が目に入ってきます。

JR横須賀線の西大井駅からは徒歩約8分、東急大井町線の戸越公園駅からは徒歩約12分ほどで到着。どのルートも道順がわかりやすく、道中には地元の商店街や案内表示もあるため、初めての方でも迷うことなくたどり着けるでしょう。

都内各所からのアクセスも良好で、気軽にスピリチュアルな体験ができるのが魅力です。

注意点として、蛇窪神社には専用の駐車場がありません。車での来訪を予定している方は、近隣のコインパーキングを事前に確認しておくことをおすすめします。

特に「己巳の日」や年末年始といった混雑が予想される日は、周辺の駐車場が早い段階で満車になることがあるため、なるべく公共交通機関を利用するほうがストレスなく参拝できます。

混雑時には整理券の配布や参拝エリアの一時規制などが実施される場合があります。拝殿までの待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕を持ったスケジュールで訪れることが重要。

特に己巳の日には御朱印や授与品を求めて長蛇の列ができることもあるため、早朝に訪れるか、混雑のピークを避けた時間帯を選ぶとよいでしょう。

参拝時の服装や持ち物にも配慮が必要です。境内には砂利道や階段もあるため、歩きやすい靴が適しています。また、季節や天候によっては急な気温変化もあるため、脱ぎ着しやすい上着や日傘、飲み物などを持参しておくと安心。

蛇窪神社への訪問を計画する際には、アクセス手段や混雑状況、服装などをあらかじめチェックしておくことが、快適な参拝体験を実現するための鍵。準備をしっかり整えて臨めば、きっと心に残る貴重なひとときとなるでしょう。

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