【御岩神社は危険?】噂される3つの理由と安全な参拝方法を徹底解説

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茨城県の日立市に静かに佇む御岩(おいわ)神社は、日本有数のパワースポットとして、多くの参拝者の信仰を集めています。

しかし、一部で「御岩神社は危険な場所ではないのか」という噂や不安の声が聞かれることも少なくありません。

この記事では、まず御岩神社とは一体どのような由緒を持つ場所なのかを解説し、御岩神社が危険な理由として語られるスピリチュアルな側面や、参拝時に求められる物理的な注意点に深く迫ります。

さらに、多くの人々を惹きつけてやまない御岩神社に呼ばれるとはどういう現象なのか、境内に点在するパワースポット紹介を通じて、その神秘的な背景を紐解いていきます。

そして、参拝することでいただける豊かなご利益と正しい参拝方法、強力なエネルギーが宿るとされる人気のブレスレットやお守りの効果、さらには現地までの安全なアクセス方法まで、あなたが安心して御岩神社を訪れるために知っておきたい全ての情報を、網羅的にご紹介。

この記事を読めば、噂の真相を理解し、心穏やかに神々のエネルギーと向き合う準備が整うはずです。

本記事の内容

  • 御岩神社が「危険」と言われる3つの理由
  • 安全に参拝し、ご利益を授かるための正しい作法
  • 境内の主要なパワースポットとその巡り方
  • 人気のお守りや、授与品の種類と効果
目次

御岩神社が危険と言われる噂の真相

御岩神社 危険

御岩神社とは

御岩神社 危険

御岩神社は、茨城県日立市の緑深い山間部に静かに鎮座する、非常に長い歴史を持つ格式高い神社。

創建の正確な時期は不明とされていますが、現存する日本最古の書物の一つである「常陸国風土記」(721年編纂)の中に、「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」という記述が見られます。

このことから、少なくとも1300年以上も前から、この地が信仰の聖地として崇められていたことがうかがえます。この神社の最大の特徴は、御岩山そのものがご神域とされ、一つの山全体が信仰の対象となっている点。

さらに驚くべきことに、山中には天地創造の神とされる国之常立神(くにのとこたちのかみ)や、縁結びで知られる大国主神(おおくにぬしのかみ)をはじめ、日本神話に登場する主要な神々を含む、なんと188柱もの神々が祀(まつ)られています。

そのため、「御岩神社に一度参拝すれば、日本のほとんどの神様にお参りできる」と言われるほど、多岐にわたるご利益を期待できる場所として、古くから篤い信仰を集めてきました。

歴史を遡ると、江戸時代には水戸藩の祈願所として、初代藩主・徳川頼房公や、「水戸黄門」で知られる徳川光圀公など、歴代藩主が代々参拝する重要な場所と位置づけられていた記録も残されています。

また、境内には今なお仏像が安置されるなど、神仏習合の時代の名残も色濃く残しており、他の神社では見られない独自の信仰の形を今に伝えている点も、御岩神社が持つ計り知れない奥深さの一つと言えるでしょう。

危険な理由その1強力すぎるスピリチュアルエネルギー

御岩神社 危険

御岩神社が「危険」と語られる最大の理由は、その場所に満ちるスピリチュアルなエネルギーが、他のパワースポットとは比較にならないほど強力であること。

ここは「関東最強」とも称されるほどの聖地であり、訪れる人によってはその強すぎるエネルギーが良い影響だけでなく、一時的な身体の不調いわゆる「エネルギー酔い」として現れることがあるのです。

この現象は「好転反応」と呼ばれることがあります。

これは、私たちの体内に無意識のうちに溜まっていた良くない気やストレスが、神社の清浄で強力なエネルギーに触れることで浄化され、体外へ排出される過程で、頭痛、めまい、吐き気、強い眠気、倦怠感といった症状が一時的に引き起こされるという考え方。

これは体がより良い状態へと移行する前触れとされますが、その症状を直接経験した人にとっては、心身に負担がかかるため「危険な場所」と感じられてしまう一因となります。

特に、もともと霊的な感受性が強い方や、心身が疲れている状態、体調が万全でない方は、このエネルギーの影響をより受けやすい傾向があります。そのため、参拝後に何らかの体調の変化を感じる人も少なくありません。

ただし、ここで理解しておくべき大切なことは、これが神様からの拒絶や祟りといったネガティブなものでは決してなく、あくまで訪れた人のエネルギーと神社のエネルギーとの相互作用によるものであるということ。

参拝前には十分な休息をとり、心身を整えてから訪れることが望まれます。

危険な理由その2心霊現象と不可解な体験

御岩神社 危険

御岩神社とその周辺では、現代科学では説明が難しい不可解な体験や、心霊現象とされる報告が複数存在することも、「怖い」「危険」というイメージを形作る一因となっています。

その代表的なものとして、神社から少し離れた場所に存在する「本山の一本杉」にまつわる話が挙げられます。

道路の中央に堂々とそびえ立つこの巨大な杉は、かつて道路整備のために伐採しようとした作業員が、次々に原因不明の病気に見舞われたり、重機が故障したり、果ては命を落とす事故が起きたという恐ろしい言い伝えがあり、強力な心霊スポットとして語られることがあります。

御岩神社自体とは直接関係ありませんが、参拝に向かう道中にこのような場所があることが、神社全体のミステリアスな雰囲気を一層強めています。

また、参拝者が境内で撮影した写真に、オーブと呼ばれる不思議な光の玉や、人影のように見える靄(もや)が写り込むといった報告も後を絶ちません。

これらはカメラのレンズフレアや光の加減といった光学的な現象で説明できる場合も多いですが、神社の持つ神秘的な力や、そこに宿る多くの神々の存在と結びつけて語られることが多いです。

言ってしまえば、御岩神社が持つ荘厳で静謐な空気感、苔むした岩々、天を突く巨木が織りなす非日常的な空間が、訪れる人の五感を極限まで鋭敏にするのかもしれません。

そして、普段は気付かないような風の音や木々のざわめき、光の変化を「不可解な体験」として認識させやすくしている、と考えることもできるでしょう。

危険な理由その3登山の危険性

御岩神社 危険

スピリチュアルな理由とは別に、御岩神社には誰にでも関わる現実的かつ物理的な危険性もはっきりと存在します。

それは、御岩山の山頂にある奥宮(かびれ神宮)や、そのさらに先にあるご神体への参拝が、単なる散策ではなく、本格的な「登山」になること。

拝殿から山頂までは、大人の足で片道およそ1時間程度の道のりとなりますが、決して平坦な道のりではありません。

この参道はほとんどが舗装されておらず、急な傾斜の坂道、木の根が網の目のように張り出して歩きにくい足場の悪い場所、そして雨後には特に滑りやすい岩場などが連続します。

そのため、街歩き用のスニーカーはもちろん、ヒールやサンダルといった軽装で登ることは非常に危険であり、捻挫や転倒などの怪我に繋がる可能性が非常に高いです。

特に、天候の悪い日やその翌日は、地面がぬかるみ、滑って転倒・滑落するリスクが格段に高まります。冬場(12月~2月頃)には、日陰を中心に積雪や路面が凍結している可能性もあり、アイゼンなどの専用装備がなければ立ち入るべきではありません。

実際に、神社側も公式サイトや現地の掲示で、悪天候時の入山を禁止するなどの厳しい安全対策を取っています。

このように、神聖な場所へ向かう道中には、しっかりとした登山の知識と、トレッキングシューズや杖といった適切な準備が絶対に求められます。

この物理的なハードルの高さとそれに伴うリスクが、安易な気持ちで訪れるべきではない「危険な場所」という現実的な側面を形作っているのです。

スピリチュアルスポットとして評価される背景

御岩神社 危険

御岩神社がこれほどまでに強力なスピリチュアルスポットとして、全国的に評価され、多くの人々を惹きつける背景には、いくつかの複合的で他に類を見ない要因があります。

まず、最も大きな理由として、前述の通り、御岩山という一つの山全体で188柱もの神々を祀っているという、その圧倒的なスケールが挙げられます。

日本の神話における主要な神々がほとんど集結しているこの場所は、いわば「神々の会議場」とも言える一大霊場。これだけ多くの神様が一堂に会する場所は、それだけ強大で多様なエネルギーが集約されていると考えるのは、ごく自然なことでしょう。

次に、その神秘性を決定づけた、宇宙との関連が語られるエピソードの存在。

複数の宇宙飛行士が宇宙から地球を眺めた際に、日本列島から一本の非常に強い光の柱が立っているのを目撃し、その場所の緯度経度を精密に調べたところ、御岩神社の位置と寸分違わず一致した、という話は非常に有名です。

日本人女性宇宙飛行士も同様の光を見たという話もあり、この逸話が、御岩神社のエネルギーが単に地上に留まるものではなく、地球規模、ひいては宇宙規模のものであるというイメージを決定的なものにしました。

さらに、御岩神社が「ゼロ磁場」であるという説も、その神秘性を科学的な側面からも後押ししています。

ゼロ磁場とは、地中を流れる2つの異なる磁気の流れ(フォッサマグナと中央構造線という説がある)がぶつかり合うことで、互いの磁力を打ち消し合い、結果的に磁力が存在しない特殊な空間のこと。

科学的に完全に解明されているわけではありませんが、長野県の分杭峠(ぶんくいとうげ)などが有名。

このような場所は特異なエネルギーが生み出され、心身に良い影響を与えたり、人の潜在能力を引き出したりするパワースポットとして世界的に注目されています。

これらの歴史的、神話的、そして科学的とも言える複数の要因が重なり合うことで、御岩神社は単なる神社ではなく、特別なエネルギーに満ちた唯一無二の聖地として、多くの人々を惹きつけているのです。

御岩神社に呼ばれるとは

御岩神社 危険

スピリチュアルな世界に関心のある人々の間で、「御岩神社に呼ばれる」という表現を耳にすることがあります。

これは、特定の人がまるで目に見えない何かに導かれるかのように、ごく自然な流れで御岩神社を訪れるきっかけを得る、という不思議な現象を指します。

具体的には、「特に理由はないのに、なぜか急に御岩神社のことが頭から離れなくなった」「テレビや雑誌、インターネットで偶然、何度も神社の情報が自分の目の前に現れる」「友人から突然、御岩神社の話を聞かされた」「旅行の計画を立てていたら、最終的になぜか目的地が御岩神社になった」といった体験として語られます。

この現象の背景には、心理学的な要因も深く関わっていると考えられます。例えば、人生の大きな転機や、解決したい深い悩みを抱えている時、人は無意識のうちに精神的な救いや変化のきっかけを求めています。

その心のアンテナに、強力なパワースポットである御岩神社の情報が引っかかりやすくなる、というもの。「カラーバス効果」のように、一度意識したものの情報が自然と集まってくる現象とも言えます。

自分の内面と深く向き合いたい、心身を浄化して再スタートしたいという深層心理が、神社への訪問を「呼ばれている」という特別な感覚として認識させるのかもしれません。

一方で、スピリチュアルな観点からは、より直接的な解釈がなされます。その人の魂が、成長や癒やし、あるいは新たな使命を得るために次のステージへ進む準備が整ったタイミングで、御岩山の神々や聖地そのものが、その人を招き入れる、と解釈されるのです。

いずれにしても、「呼ばれる」という感覚は、その人が御岩神社を訪れるべき最適な時期が来たという、肯定的なサインと捉えることができます。

もしあなたが最近、御岩神社の存在を強く意識するようになったなら、それは物理的な距離や時間を超えて、神々とあなたの間にご縁が結ばれ始めている証なのかもしれません。

御岩神社は危険?ご利益を得るための参拝ガイド

御岩神社 危険

パワースポットの紹介

御岩神社 危険

御岩神社の広大な境内と、神域である御岩山には、それぞれ特徴的なエネルギーを持つパワースポットが点在しています。これらの場所の由緒や意味を知り、順に巡ることで、より深く神社のエネルギーを感じ取ることができるでしょう。

安全に参拝するためにも、これらの場所を知っておくことは非常に有益です。

三本杉(さんぼんすぎ)

駐車場のすぐ近く、社務所の脇にそびえ立つのが、樹齢約600年と推定されるご神木「三本杉」。地上約3メートルの高さから、太い幹が均等に三つに分かれており、天に向かって真っすぐに力強く伸びる姿は圧巻の一言。

その神秘的な姿から、古くから天狗が住んでいたという伝説も残されており、訪れるだけで強力な生命エネルギーとグラウンディングの力を感じられる場所です。茨城県の天然記念物、そして林野庁が選定する「森の巨人たち百選」にも選ばれています。

斎神社(さいじんじゃ)と天井画「雲龍図」

三本杉を過ぎ、拝殿の手前にあるのが斎神社。ここはかつて回向殿(えこうでん)と呼ばれ、神仏習合の時代の名残を現代に色濃く残す、非常に重要な場所です。

堂内には、国の重要文化財に指定されている大日如来像や、阿弥陀如来像が安置されています。そして、特に注目すべきは、その天井一面に描かれた大迫力の「雲龍図(うんりゅうず)」。

平成の時代に地元の女性画家によって描かれたものですが、そのダイナミックで力強い龍の姿は、見る人を圧倒し、あらゆる災厄から参拝者を守る強力な守護のエネルギーを放っていると言われています。

御岩神社 拝殿

斎神社の奥に位置するのが、御岩神社の中心となる拝殿です。天地創造の神である国常立尊をはじめとする多くの神々が祀られており、境内の中でも特に厳かで清浄な空気に満ちています。華美な装飾はありませんが、そのシンプルさゆえに、自然と一体となった神々の威厳を感じることができます。ここで日々の感謝を静かに伝え、心からの願いを捧げましょう。

かびれ神宮

拝殿の左脇から始まる表参道(登山道)を、息を切らしながら約30分ほど登った山の中腹に鎮座するのが、奥宮である「かびれ神宮」。日本神話の最高神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)などが祀られています。

ここまで登ると、下界の喧騒は完全に聞こえなくなり、空気感がさらに澄み渡っていくのを肌で感じられるはず。より神聖な領域に入ったことを実感できるでしょう。体力に自信のない方や時間がない方は、ここで参拝を終えて下山するのも一つの賢明な選択です。

御岩山頂

かびれ神宮からさらに険しくなる道を30分ほど登り続けると、ようやく標高530メートルの御岩山山頂に到着します。ここにはご神体とされる、古代祭祀の跡ともいわれる石柱が静かに祀られており、宇宙から光の柱が見えたとされるまさにその場所。

山頂からの眺めは絶景で、太平洋まで一望できます。苦労して登りきった達成感とともに、天と地が繋がるような、壮大で根源的なエネルギーを感じることができる、御岩神社における最終到達点です。

ご利益と参拝方法

御岩神社 危険

御岩神社には、前述の通り188柱もの多種多様な神様が祀られているため、得られるご利益は非常に幅広く、あらゆる願い事に対応しているとされています。

特定の願い事に特化する神社とは異なり、人生のあらゆる局面をサポートしてくださる「諸願成就」の力が非常に強いとされています。

具体的には、国家安泰のような大きな願いから、家内安全、商売繁盛、厄除開運、病気平癒、学業成就・合格祈願、縁結び、安産祈願など、個人の切実な願いまで、人生のあらゆる側面におけるご利益が期待できます。

これほど多くの神様がいらっしゃるので、きっとあなたの悩みや願いに深く寄り添い、力を貸してくれる神様が見つかるはず。

参拝する際は、敬意を払い、正しい作法を心掛けることで、より深く神様と繋がり、そのご神徳をいただきやすくなります。

  1. 鳥居をくぐる:神社の入口である鳥居は、神域と俗世を分ける結界。くぐる前に一度立ち止まり、軽く一礼してから境内に入ります。

    参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道とされていますので、敬意を払い少し端を歩くのが古くからのマナーです。

  2. 手水舎(ちょうずや)で心身を清める:参拝の前に、水で罪や穢れを洗い流す重要な儀式です。まず右手で柄杓(ひしゃく)を取り、たっぷりと水を汲み、左手を清めます。次に柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。

    再び右手に持ち、左の手のひらで水を受けてその水で口をすすぎます(柄杓に直接口をつけないように注意)。口をすすぎ終えたら、もう一度左手を清め、最後に残った水で柄杓の柄(え)を洗い流すように柄杓を立ててから、元の場所に戻します。

  3. 拝殿で参拝する:お賽銭は、日々の感謝の気持ちを込めて静かに入れます。もし鈴があれば、その音色で神様をお呼びし、自らの穢れを祓います。そして、神社参拝の基本である「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼。

    まず、腰を90度に折り、深く二回お辞儀をします。次に、胸の高さで右手を少し下にずらして合わせ、二回手を打ちます。手を合わせたまま、心の中で自分の住所と名前を名乗り、日々の感謝を伝えた後で願い事を伝えます。最後に、もう一度深くお辞儀をします。

何よりも、神様への敬意と「生かされていること」への感謝の気持ちを持って、謙虚に参拝することが大切です。

御岩神社のブレスレットやお守りの効果とは

御岩神社 危険

御岩神社では、その強力なエネルギーと神々のご神徳が込められた、様々な素晴らしいお守りや授与品をいただくことができます。これらは単なる記念品ではなく、日々の生活の中で私たちを守り、導いてくれる心強い存在となります。

中でも特に人気が高いのが、美しい天然石を使ったブレスレットです。

開運水晶守(ブレスレット)

社務所の授与所で頒布されている、最も人気の高い授与品です。神職によって一体一体特別に祈祷された高品質な天然石で作られており、非常に強い浄化と守護の力を持つとされています。

石の種類によってもたらされる効果が異なり、自身の願いや直感に合わせて選ぶことができます。

石の種類主な効果
アメジスト(紫水晶)霊性の向上、マイナスエネルギーのプラスへの転換、真実の愛の守護
ローズクォーツ(紅水晶)恋愛成就、自己肯定感の向上、内面の美しさを引き出す、心の傷の癒やし
タイガーアイ(虎目)仕事運・金運の向上、洞察力・決断力の強化、邪気払いの効果
翡翠(ジェイド)人徳の向上、商売繁盛、災難からの守護、心の安定と平穏

このブレスレットは、身につけた人が好転反応(一時的な眠気や体調の変化など)を感じることもあるほどパワーが強いと言われており、多くの参拝者が運気の向上や精神的な安定といった効果を実感しています。

大日如来御守

神仏習合の歴史を色濃く残す御岩神社ならではの、宇宙の根源とされる大日如来の力が込められた特別なお守り。梵字が刻まれた美しい水晶に自ら願いを込め、お守り袋に入れて完成させるという特徴があります。

あらゆる願いを成就に導く諸願成就のご利益があるとされ、こちらも非常に人気が高い授与品です。

干支福守

透け感のある美しいレース地で奉製されており、その年の干支が愛らしく刺繍されたお守りです。お守りらしくないモダンなデザイン性が高く、特に女性からの人気を集めています。毎年デザインが変わるため、コレクションする楽しみもあります。

これらの授与品は、残念ながら通販などでは一切扱っておらず、現地で参拝した方のみがいただくことができます。非常に強力なエネルギーを持つため、授かった後は神棚に祀るか、常に身につけるなどして、大切に扱うことが推奨されます。

御岩神社へのアクセス方法

御岩神社 危険

御岩神社へは、公共交通機関または自家用車でアクセスすることが可能。どちらの方法を選ぶにしても、事前に計画を立てておくことがスムーズな参拝に繋がります。

公共交通機関を利用する場合

最寄り駅はJR常磐線の「日立駅」になります。日立駅の中央口1番バスのりばから、茨城交通バス「60番・東河内(ひがしごうど)方面行」に乗車し、「御岩神社前」バス停で下車します。所要時間は約35分。

ただし、バスの運行本数は1〜2時間に1本程度と非常に少ないため、事前に往復の時刻表を必ず確認し、乗り遅れないように計画を立てることが重要です。 日立駅からタクシーを利用する場合は、約20分で到着。複数人で訪れる場合は、タクシーを利用するのも効率的な選択肢です。

自家用車を利用する場合

高速道路を利用する場合、常磐自動車道の「日立中央IC」が最寄りのインターチェンジ。ICを下りてからは、県道36号線を経由して約10分で神社の駐車場に到着します。案内看板が出ているので、それに従えば迷うことはないでしょう。

駐車場は複数箇所に無料で用意されていますが、土日祝日やゴールデンウィーク、お正月などの繁忙期は大変混雑し、満車になることも少なくありません。その場合は少し離れた臨時駐車場に案内されることもありますので、時間に余裕を持って、できれば朝早い時間に訪れることを強くお勧めします。

参拝時の注意点

前述の通り、御岩山への登拝は軽登山となります。自分や周囲の人の安全を守り、神域への敬意を払うためにも、以下の点に十分に注意してください。

  • 服装:季節を問わず、動きやすい服装が基本。足元は必ず、滑りにくく歩きやすい登山靴やトレッキングシューズを着用してください。夏でも山中は涼しいことがあるため、羽織るものを一枚持っていくと安心です。
  • 持ち物:飲み物は500mlペットボトルを1〜2本、必ず持参しましょう。特に夏場は熱中症対策が必須。山頂ルートにトイレや自動販売機は一切ありません。また、念のため虫除けスプレーや絆創膏、熊鈴などもあると良いでしょう。
  • 入山時間:安全上の理由から、登拝(入山)は午前6時から午後3時までと厳しく定められています。時間を過ぎると入山ゲートが閉鎖され、登ることができなくなります。
  • 天候:雨や雪など、天候が悪い時や、その恐れがある場合は入山が禁止されます。訪れる前日や当日の朝に、必ず神社の公式サイトなどで最新の情報を確認しましょう。
  • 動植物の採取禁止:御岩山は全体が神聖なご神域です。山に生息する動植物や、落ちている石、木の枝などを持ち帰ることは固く禁じられています。写真に収めるだけに留めましょう。

敬意を払い、自然のルールと神社の決まりを守って参拝することが、神様からの豊かなご利益をいただくための第一歩となります。

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